中国がビットコインの規制強化した理由!マネーロンダリングの温床になっている?
- 2017/10/01
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中国でビットコインの規制強化
日本でも広がりを見せている仮想通貨。そして仮想通貨の中で最も有名なのがビットコインです。投資家からも注目されているビットコインですが、中国では雲行きが怪しくなっているようです。実は、中国ではビットコインの規制を強化する姿勢を見せています。中国のビットコイン大手取引所が相次いで取引停止に追い込まれているのです。中国の三大取引所である「ビットコイン中国」「火幣網」「OKコイン」も取引を停止することが決まっています。中国ではビットコインの規制を強化する動きとなっており、ビットコイン市場にも影響を与えているのです。
中国が規制を強化する理由とは?
それではなぜ、中国は今となってビットコインの規制を強化するのでしょうか。中国の中央銀行である中国人民銀行はビットコインがマネーロンダリングの温床になっていると問題視しているというのが理由です。また、ビットコインが違法な海外送金に利用される恐れから規制強化へとつながっていると表向きでは言われています。確かに、マネーロンダリングや違法な海外送金も問題ですが、中国政府としては国家の管理を受けないビットコインに危機感を抱いたというのが真実のようです。中国では資本規制が敷かれています。それだけに、国家の管理を受けないで自由に取引ができるビットコインは高いニーズを誇っていました。中国政府としてはこれ以上、仮想通貨が拡大すると経済や金融市場の管理を意のままに操ることができないと考えたのでしょう。それが今回のビットコインの規制強化につながっているのです。
中国が規制強化した影響は?
中国がビットコインの規制を強化した影響は大きいです。そもそも、ビットコインのブームを牽引してきたのは中国とされています。それだけに、中国がビットコインの規制に乗り出したことでビットコインの相場は急落しました。また、ビットコイン意外にもさまざまな仮想通貨の価値が下落したのです。このことから、今後も中国の動向が非常に重要であることがわかります。このまま規制を強化させていくとビットコインの市場は収縮していくことになるかもしれません。
ビットコインの今後について
中国が規制を強化している現状の中でビットコインなど仮想通貨の将来性は厳しいでしょう。なかには中国が規制して混乱するのは一時的であり、一度落ち着けば価格は上昇すると予想する人もいます。しかし、そんなに甘い状況ではないです。ビットコインの逆風として、北朝鮮がビットコインの取引所にサイバー攻撃を仕掛けているとの情報もあります。どうもビットコイン関連で追い風になるような情報はないのです。それだけに、今後ビットコインは下火になっていく可能性もあります。将来性を見越してビットコインを購入するのは控えるべきなのかもしれません。ビットコインを取り巻く状況をしっかりと見極めていくことが大切です。