もはや知らないでは済まされない?今更聞けない仮想通貨の今後
- 2017/08/24
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ビットコインキャッシュとビットコインは何が違うのか
ビットコインから分裂して生まれた「ビットコインキャッシュ」と「ビットコイン」は、それぞれ別の通貨ではありますが、そこまで大きな違いがあるわけではありません。もともと同じ通貨(ビットコイン)がベースになっているので、通貨としての基本的な部分に違いはないのです。
ただし、この2つにはひとつ大きな違いがあります。それは、「ブロックサイズの容量」の違いです。このブロックサイズの容量が大きければ大きいほど、色々な取引を記録できるようになりますが、
ビットコインのブロックサイズ容量は1メガしかありません。ビットコインキャッシュは、そのブロックサイズがあるので、ビットコインより大量の情報を記録することができるのです。
それ以外にも両者には開発方針の違いがあるので、これからまったく違った通貨になる可能性もありますが、今のところ、両者にそこまでの違いはない(ただし別の通貨として扱われる)と覚えておくといいでしょう。
マイニングとは何か
ビットコインをはじめとした仮想通貨の話題では、必ずと言っていいほど「マイニング」という単語が登場します。マイニングというのは、今までの取引記録を「取引台帳に記録する行為」のことを指します。ビットコインを始めとした仮想通貨には、すべてを管理する中央サーバーのようなものがないため、取引記録=マイニングは、「有志のパソコン」を使って行われます。
このマイニングの特徴は、完全なボランティアではなく、協力した人に対して報酬が支払われる点にあります。仮にマイニングがボランティアだと、作業に参加してくれるコンピューターの数が足りなくなり、仮想通貨の決済や移動をスムーズに行うための障壁となってしまいます。そこで、マイニングに協力した人には、その仮想通貨が報酬として支払われる仕組みが採用されているのです。
今現在、ビットコインを始めとした有力な仮想通貨のマイニングは、企業や投資家が行っているため、
個人のパソコンでマイニングに参加しても効率が悪く、さほど利益にはなりませんが、興味がある人は参加してみてもよいかもしれません。
仮想通貨は今後どうなるか
これら「仮想通貨」は、今後は「二極化が進んでいく可能性が高い」と言われています。「ビットコイン」や「イーサリアム」を始めとした有名な「勝ち組仮想通貨」は、通貨のようなものとして市場に信任され、さらに値段が上がっていきますが、誰も聞いたことのない、マイナーな仮想通貨は次々に市場から消えていくことでしょう。もちろん、マイナーからメジャーに這い上がってくる仮想通貨もあるかと思いますが、仮想通貨ビジネスへの参入障壁が低い分、消えていく通貨の方が圧倒的に多いことは確実です。
もし、投資した仮想通貨が「無価値になってしまった」ということを防ぎたいのであれば、ビットコインなどのメジャーな仮想通貨に投資することをお勧めします。