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モテるオヤジの違いとは!?ソムリエは見た!

  • 2019/06/27
  • ビジネス
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  • 杉浦 直樹【マナーの達人】
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ソムリエは見た!モテるオヤジはここが素敵
優れたソムリエ、サービスマンはお客さまを「詳細に」観察します。
お客さまが「いつ」「どのタイミングで」「何を」求めているかをあらかじめ察し、「リクエストがある前に提供する」という一流のサービスをするためには、お客さまの目線や仕草、一挙手一投足に注意を払い、お客さまの意思をくみ取らなくてはならないからです。
そのため飲食店のサービスマンたちは、そのお客さまがなぜ「人望があり」「女性にモテ」「仕事ができるか」を時に本人以上に理解しているのです。
そこで今回は、元歌舞伎役者であり、フレンチレストランの支配人兼ソムリエとして多くのお客さまを見てきた私が、モテるオヤジの「素敵」な部分を徹底的に解説します。
人の振り見て我が振り直せ。モテるオヤジの真似をしてみれば、あなたもモテオヤジの仲間入りができるかもしれません。
どうぞ最後までお付き合いください。

 

ファッションや身につけているものが素敵

ファッションや身につけているものが素敵
モテるオヤジがレストランを訪れるとき、そのファッションや身につけているものには共通の特徴があります。
ここではまずそんな外見からわかる素敵ポイントを紹介しましょう。

●質のいいシャツを着ている
素敵なオヤジはレストランを訪れるとき、「質の良いシャツ」を身につけています。
シャツはジャケットやネクタイ、靴、時計などに比べると目立ちません。それだけに手を抜いて適当なものを身につけてしまう人が多いものですが、モテるオヤジはそこが違います。
質の良いシャツといっても決して高価なものというわけではなく、肩幅、身幅、袖丈などのサイズがピッタリで、色もホワイトかブルーのオーソドックスなものです。
ただ素材にはちょっとこだわりがあり、コットンブロードの100番手(番手=糸の太さ、通常のシャツは50番手くらいで、番手が大きくなるほど糸が細くなり、生地の表面に光沢が出る)以上の光沢のあるものを使っています。
この身体にピタッと合ったサイズ感と、光沢のある生地が「質の良さ」を感じさせるのです。

●靴のかかとがすり減っていない
いくらベルルッティ(イタリアの超高級靴ブランド)をはいていても、きちんと手入れされていなければ台無しです。
美しく磨かれていないこともそうですが、特に差が出やすいのが「かかと」。
かっこいい伊達男たちが、かかとのすり減った靴をはいているのを見たことがありません。
逆にちょっと残念な男性は、ほぼ例外なく靴のかかとがすり減っています。
シャツもそうですが、特別に高級な靴を履いている必要はありません。ただこまめな手入れを怠らない。
靴の手入れにマメな男は、ビジネスにも恋愛にもマメなのです。

●趣味の良い時計をつけている
男性が身につける唯一といってよいアクセサリーが腕時計。
これも特に高級腕時計である必要はありません。ただ奇をてらわずシンプルで、ベーシックなデザインの時計を身につけていると、「あ、この人はできるな」とソムリエたちスタッフは判断します。
IWCやグランドセイコーなどがいいですね。
宝石などがちりばめられているハデハデな腕時計は・・・論外です。

 

コミュニケーションの取り方が素敵

素敵なお客さまはお連れの方だけではなく、我々スタッフまで気持ちよくさせてくれます。
つまりコミュニケーションの取り方が絶妙なのです。
ここではそんなモテるオヤジのコミュニケーションの取り方をご紹介していきます。

●言葉遣いが丁寧
まず言葉遣いが上品で丁寧です。
スタッフにも命令口調で話すことはなく、基本的に敬語。オーダーする時も、「○○いただけますか」とスマートに注文します。
女性は飲食店のスタッフに乱暴な口調で命令したり、横柄な態度を取る男性を見ると、「この人は家庭を持ったら奥さんにもこういう態度を取るに違いない」と考えます。
そんな男性が女性にモテるわけは・・・ありませんね。

●会話は相手7:自分3
よく「モテる男は聞き上手」と言われますが、ビジネスでもデートでも、相手の話を聞いているだけではダメです。
会話の比率は相手7:自分3がベスト。
素敵な男性は話題が豊富で、相手に話を振るのが上手です。
そして一旦話を振った後は聞き役に徹する。そして上手に相づちを打ち、適当なところで相手の話を膨らませてあげます。
自分の自慢話や説教をするオヤジは論外ですが、話題を提供することもなく、延々と相手にしゃべらせてばかりなのもNGです。
聞き役に徹しているようで会話全体をコントロールしている。そんな男性の会話はリズムが良く、端で聞いていても心地の良いものとなります。

●会話のトライアングルを作る
会話はキャッチボールとよく言われますが、相手と二人っきりで話していると会話に詰まってしまう瞬間があります。
そんな時会話の達人であるオヤジたちは、スタッフである我々を巻き込み、「会話のトライアングル」を作り上げるのです。
ワインや料理のことを質問し、しばらくスタッフに話をさせます。そして頃合いのいいところで「ありがとう」といってまた自分が会話に戻るのです。
このサッカーでいうワンツーパスのようなテクニックを使うことで、相手を退屈させることなく会話を続けることができます。
この第三者を巻き込むという会話テクニックは非常に便利なので、ぜひ覚えておいて使ってみてください。

 

店での振る舞い方が素敵

店での振る舞い方が素敵
モテるオヤジは店での振る舞い方も素敵です。

●オーダーで迷わない
接待やデートでレストランに来ているのに、オーダーで「えーっと、どうしようかな」と迷っていては失格です。
モテるオヤジはテキパキと料理をオーダーし、ワインを選びます。
しかし決して適当に選んでいるわけではなく、そこには相手への気配りや、巧みな情報収集法が隠されているのです。

●女性をリードしつつ相手にも選択肢を与える
作家の池波正太郎先生がエッセイに書いていらっしゃいましたが、家庭を円満にするコツは、奥様にもきちんと選択する機会を与えることだそうです。
レストランで料理やワインを注文するときも、「僕はこれとこれとこれを頼もうと思っているんだけど」とリードする姿勢をしっかりと示し、その後「君はどう思う?」と相手にも選択肢を与えます。
そうすることで、女性は男性の頼もしさを感じつつも、「私の意見もちゃんと聞いてくれているんだ」と満足感を得るのです。
ちなみに最近では多くの男性が女性に「ね~、どれにしようか?どれがいいと思う?」と選択肢を丸投げしてしまうケースが多く見られます。
これでは頼りなく思われても仕方ありません。

●スタッフから情報を引き出すのが上手い
私たちが「素敵だなあ、上手いなあ」と思うのは、スタッフから情報を引き出すのが上手い男性です。
たとえどんなグルメなお客さまでも、そのお店が今日どんな食材を仕入れて、ワインセラーにどんなワインが眠っているかを、全て把握することはできません。
そのお店の料理とワインのことは、スタッフが一番よく知っているのです。
そこでスタッフに質問して情報を引き出すのですが、その時も「何がおすすめですか?」という単純な質問をするのではなく、「今日はどんな食材が入っていますか?」と聞き、続いて「その食材だったらどんな調理法がおすすめですか?」「合わせるワインはどれがいいでしょう?」と質問していきます。
「何がおすすめですか?」という」という質問はスタッフへの丸投げですから、私たちとしては「この人何も考えてないな」と判断してしまいます。
私たちスタッフから上手に情報を引き出して、その情報を「上手く調理」するお客さまに、私たちは敬意を払うのです。

 

レストランでの振る舞いはビジネスや恋愛での振る舞いに直結する

ソムリエという店側の立場から見た「モテるオヤジ」について解説してきました。
なぜこのような記事を書いたかというと、レストランを始めとする飲食店での振る舞いは、ビジネスや恋愛での振る舞いに直結しているからです。
レストランのスタッフに横柄な男性は女性にも横柄ですし、オーダーが決められない男性は、ビジネスでも決断力がありません。
接待やデートの相手は、食事をしながらもあなたという「人物」を見ています。
今回の記事で紹介した「素敵なポイント」を覚え、真似してみてください。ビジネスの相手や彼女のあなたへの評価がグンとアップするはずです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

この記事の作者

杉浦 直樹【マナーの達人】
杉浦 直樹【マナーの達人】
間国宝 故四代目中村雀右衛門門下の元歌舞伎役者。日本舞踊の師匠は藤間流宗家七世藤間勘十郎(現三世藤間勘祖)。幼少の時より日本舞踊を習い、大学卒業後歌舞伎役者となり、歌舞伎座、国立劇場などの舞台に立つ。三味線、鼓などを得意とし、能や狂言、落語といった他の伝統芸能にも造詣が深い。歌舞伎役者を引退した後はJSA(日本ソムリエ協会)認定ソムリエの資格を取得し、広尾のフレンチレストランをソムリエ兼支配人として運営していたことから、ワイン、テーブルマナーにも詳しい。特にブルゴーニュとシャンパーニュの古酒(40年以上前のもの)を得意とし、繊細で壊れやすい古酒ワインを料理とマリアージュさせる知識には定評がある。
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杉浦 直樹【マナーの達人】

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