40代男性にオススメの「無理のない」アルバイト
- 2017/03/07
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アルバイト市場は中高年層からの応募ニーズが増加中
アルバイト聞くと、一昔前は「学生のお小遣い稼ぎ」「フリーターの若者」といったイメージで、大の大人がアルバイトなんて恥ずかしいという風潮でした。しかし、現実としては現在、若者よりも中高年層がアルバイトに応募するケースが増えています。これには、「勤務先の給料が減った」「リストラにあった」「昇給を見越して住宅ローンを組んだものの、会社の業績が良くなく給料が上がらず家計が苦しい」などの背景があります。そこで、一家の生活を支える大黒柱として、背に腹は代えられない思いで体力が衰え始めた体にムチ打って副業としてアルバイトをしている男性が増えているからと考えられます。
ここでは、こうした様々な事情からアルバイトを検討している40代、50代の男性に向けて、「無理のないおすすめアルバイト」を紹介します。
中高年にオススメしないアルバイト
まず、中高年にはオススメできないアルバイトから紹介したいと思います。数あるアルバイトのなかでも「居酒屋」「コンビニ」などの、「飲食やサービス業」は避けた方がよいでしょう。理由としては「若者のフィールド」だからです。飲食店やサービス業は、若い労働力を安く使うことを前提としたビジネスモデルで成り立っているため、融通の利かないイメージがある中高年層は採用担当者から敬遠されます。派遣にしても同様です。仮に、これらサービス業や飲食業のアルバイトに応募して採用されたとしても、必要以上に「デキる人としてのふるまい」が求めめられ、学生が入りたがらない土日や深夜のシフトに入ることや、仕事の質など、「周りの3倍も4倍も貢献してやっと居場所がある」というのが現状です。もちろん、バイタリティがある人はチャレンジするのもアリですが、基本的にはメンタルが削れられて本業にも影響が出るリスクがあるため、お勧めはできません。
お勧めは「警備員」「セルフガソリンスタンドの夜勤」
中高年のアルバイトにおいては、「楽するための戦略」がポイントになります。「若さ」そのものが武器となる若者と異なり、中高年のアルバイトは「資格ありき」のアルバイトが有効です。その代表が「警備員」「セルフガソリンスタンドの夜勤」などのアルバイトです。共通するのは、2つとも「人間関係の煩わしさから解放されている」という点です。本業の仕事でも疲弊して、アルバイトの人間関係でも疲弊しているようでは、長く続きません。特に深夜のセルフガソリンスタンドは、「危険物取扱者」の免状を取得することで、一気に希少価値が高くなり、採用率が上がります。一見遠回りに思えるかもしれませんが、危険物の資格試験を受験し、資格を保有することで、「誰でもできるアルバイト」から「代替の利かないアルバイト」として、希少価値の高い応募者となります。警備のアルバイトにしても同様です。「元気」や「笑顔」を求められるサービス業や飲食業よりも、各段に楽なアルバイトと言えます。