ワキガは食生活で予防できる!おすすめの食材は?
- 2016/12/24
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食生活がワキガの臭いを左右する!?
ワキガの悩みは夏に限ったものではありません。
冬は服を着こんで汗をかきやすいので、寒い季節もワキガに悩まされる人が多いのです。
「色んなデオドラントを試したけどまだ臭う」「手術とまではいかないけど臭いが気になる」という方は、食生活を見直してワキガを予防してはいかがでしょうか。
意外に密接!ワキガと食べ物の関係
ワキガの臭いが発生する原因は、汗腺の一つである「アポクリン腺」から排出される汗です。
脂質、たんぱく質、アンモニアなどを含む汗が皮膚の表面に存在する雑菌に分解・酸化されることで、ワキガのニオイが発生します。
そして、アポクリン腺は肉類や乳製品に含まれる動物性たんぱく質や脂質によって働きが活発になると言われています。
また、消化や分解に時間がかかる食べ物でもあるという点も、ワキガの臭いを強くする要因になると考えられます。
というのも、食べ物は腸の中に滞在する時間が長ければ長いほど、発酵が進んで腐敗臭が発生するのです。
ニオイがキツイ食べ物も要注意。
ニラ、にんにく、アルコール、コーヒー、タバコといった刺激物もワキガの臭いを強くしてしまいます。
遺伝だからと諦めないで!
たしかにワキガは遺伝しますが、生活習慣によってワキガの臭いを抑えることができます。
脂肪分の多いの食生活や慢性的なストレス、睡眠不足、運動不足も、ワキガの臭いを強くする要因と言われているので注意しましょう。
ワキガ予防には和食がおすすめ
ワキガを予防するためには、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、そして食物繊維が豊富な食べ物を積極的に摂取したいところです。
ビタミンA…緑黄色野菜
ビタミンC…ブロッコリー、カリフラワー、ゴーヤー、キャベツ、ピーマン
ビタミンE…モロヘイヤ、カボチャ、ゆず
食物繊維…豆類、海藻、きのこ、穀類
これらの食材を取り入れた昔ながらの和食がおすすめです。
ビタミンは抗酸化作用に優れているので、体臭の原因となる活性酸素の除去に役立ちますし、食物繊維は綺麗な腸に欠かせません。
外食が続くと肉や油の多い食事に偏りがちなので、自炊が難しいのであればビタミンや食物繊維が豊富なメニューを選ぶといいでしょう。
ワキガの臭いを抑えながら健康対策もできて一石二鳥です。
ワキガ体質の日本人が増えている?
ちなみに、日本のワキガ人口は全体の約1割なのに対し、欧米は7~10割がワキガ体質と言われています。
日本にはワキガの人が少ないからこそ、悩みの種になってしまうというわけです。
食の欧米化によってワキガの臭いが気になる日本人が増えていると言われていますが、ワキガ体質の人が増えているのではなく、アポクリン腺が活発になることで臭いが強くなっていると考えられます。
アポクリン腺の働きが活発になったとしても、アポクリン腺が新たに増えることはないのです。
「ワキガじゃない」と思っていても、偏った食事を続けていると体臭がキツくなったり、知らず知らずのうちにワキガの臭いを発している恐れがあるので注意しましょう。