化粧品業界からの内部告発!オヤジの洗顔のウソ、ホント?
- 2016/08/17
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オヤジ限定
あくまでもここに書いてあることは30代以上のいわゆる『オヤジ』と呼ばれている世代の皆様、つまりここのページに訪問なさっている皆様限定の内容です。20代以下の皆様がいらっしゃるようでしたら、参考にはなりませんので、速やかにお引き取りになることをおススメします。
などと、書いてしましましたが、これは本当のことです。まず20代以下の世代とそれ以上では、肌質が全く異なっていますので、当然のことながら洗顔方法も全く異なってくるわけです。
筆者は今でも化粧品業界のド真ん中に身をおいていますが、残念ながら大手、中小を問わず、今、巷に流布されている洗顔方法は自社製品を販売することが最優先になっていることは否めません。そもそも化粧品販売を生業にしているわけですから、洗顔料が売れなければご飯の食い上げです。
一般的に流布している洗顔方法とは?
よく泡立てましょう、ゴシゴシ洗うのは肌に負担がかかりますよ、洗顔は優しく行いましょう、全て合っています。ですが、根本的に間違っているのが、果たして人間の肌の汚れというものは、そんなに落ちにくいものなのか、ということです。洗顔はもちろん肌の汚れを落とす為に行うのがその目的の第一義ではありますが、反面、皮脂などの肌を守っている成分を落としすぎてしまうのも逆効果であるといわれています。
先述した世の化粧品メーカーが「洗顔を優しく行いましょう」といっているのは、まさにこの点なのですが、汚れの中でも落ちにくい油(皮脂ですね)汚れって、そんなに落ちないものでしょうか。たとえば食器についた食用油の汚れも、しばらく水やお湯につけておけば簡単に落とすことができます。人間の皮脂なんて、食器の油汚れに比べればごくごくわずかなものです。ましてや完全に落としきるのは却ってよくないといわれているわけですから、適量は残しつつ、洗顔しなければならないのに……です。
洗顔料は必要なし
結論から申しますと、洗顔の際に洗顔料などは必要ありません。特に30代以上の男性は20代の頃に比較して皮脂の分泌量が減少していますので、さきほど申し上げた皮脂汚れの落としすぎは却って皮脂の分泌を促してしまう結果となります。お湯でも顔の皮脂はじゅうぶんに落ちてくれるのですから、どんなに優しく、どんな低刺激の洗顔料を使用しても、それは過剰となる可能性のほうが高いのです。
過剰な洗顔による皮脂の減少は肌の乾燥を招き、結果シワの原因となります。また、少なくなった皮脂を補おうとして毛穴から大量の皮脂が分泌されますから、ギトギトテカテカ感が強くなってしまいます。洗顔はお湯だけで、優しく、そしてできればゆっくりと湯船に浸かった上で毛穴をじゅうぶんに開いた状態で行えばいうことはありません。あ、お風呂を上がった後は、肌から水分が抜けていますので水を飲むなどの水分補給は忘れずにしてくださいね。
以上、参考にしていただけましたら幸いです。