内臓脂肪をさっさと撃退する4つの方法
- 2018/12/17
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男の腹には内蔵脂肪がいっぱい!
やっかいな体脂肪には大きく分けて2つの種類があります。一つは皮下脂肪。そしてもう一つが内臓脂肪です。
皮下脂肪はその名の通り皮膚と筋肉の間にある脂肪で指でつまむ事ができます。一方、内蔵脂肪はお腹の中の内蔵と内臓の間にある膜(カーテンのようなもの)にびっちりと付着する脂肪のこと。ですから内臓脂肪はぱっと見ではわかりませんし指でつまむこともできません。
女性の場合は体全体に皮下脂肪が付くケースが多いのですが、男性の場合はまず最初に内臓脂肪が増加しお腹だけがぽっこりするケースが多くなります。これはホルモン等の男性特有の体質がその理由なのです。
内蔵脂肪は病気の原因にもなるやっかいな物ですが、皮下脂肪よりも減らしやすいという長所(?)もあります。
今回は男の内蔵脂肪をスッキリ落とし、膨らんだお腹を引き締めるための方法を解説していきましょう。
①食事改善の方法
脂肪がつく最大の原因は食生活の乱れです。体脂肪は摂取した食事の持つ栄養素のうち、使われずに余った分が脂肪細胞に蓄積されて増加します。
まず大前提としてはカロリーの摂取量を抑えること。これには食事中に含まれる脂質の量をカットするのが一番効果的となります。
脂質は必須栄養素の一つですが、実際に健康に役立つのは魚に含まれる脂質やエクストラヴァージンオリーブオイルといった「良質な脂質」です。揚げ物や肉の脂身はダイレクトに内臓脂肪へと直結しますから要注意です。
また、アルコールをたくさん飲むとこれもまた内臓脂肪増加の大きな要因となります。お酒の席も増える季節ですが、節度を持って嗜むことが健康と見た目の改善につながるのです。
②有酸素運動
有酸素運動は直接的に体脂肪をエネルギーにすることのできる有効なダイエット方法です。当然内臓脂肪を大きく減らす効果もありますから積極的に取り入れたいところですね。
有酸素運動といえばジョギングをイメージする人が多いと思いますが、はじめの頃は必ずしも走る必要はなく早歩き程度のスピードで行うウォーキングでも十分な効果を得られます。
重要なのは週に3回以上必ず行うこと。そして一回の時間を30分~1時間程度に設定することです。あまり長い時間歩くと筋肉の減少が起こってしまいますし、短すぎても効果があまりありません。
③茶が内臓脂肪に効く
最近トクホ系飲料が増えていますよね。中でも人気なのは茶カテキンを多く配合している商品。茶カテキンには体脂肪の分解や燃焼を促進する機能があるのです。
他にも杜仲茶やプーアル茶にはデットクス効果がありますし、黒烏龍茶にも体脂肪の吸収を妨げる効果が科学的に立証されています。
普段コーヒーばかり飲んでいる人は、一定量をお茶に変えてみましょう。日々の小さな積み重ねが大きな内臓脂肪減少効果となるのです。
④効率的な筋トレ方法
さて、最後に最も内臓脂肪を減らす効果が期待できる方法をご紹介しましょう。それは「筋トレ」です。
筋トレはその名の通り筋肉を鍛え発達させるための方法ですが、同時に余分な脂肪をどんどん減らし、更に脂肪が増えにくくする効果を持っています。
筋肉量が1kg増えるだけで一日の消費カロリーは約50kcalアップします。わずかな上昇量と思われるかもしれませんがこれは一年で18250kcalにもなり体脂肪に換算すると2.5kg以上にもなります。
筋肉を3kgも増やせば何もしなくても一年で約8kgもの体脂肪減少となる計算です。もちろん筋トレそのものでもカロリーを消費しますからますます脂肪は減少するのです。
筋トレによって筋肉が増えれば体脂肪「率」も大きく低下します。体脂肪を減らすだけでなくよりカッコいい体が手に入る筋トレは、男性にとって投資対効果の最も高い生活習慣なのです。