あなたはセックスが好きですか？

世界的に見ても、日本人のセックスレス問題は深刻です。
イギリスのコンドームメーカーであるデュレックス社が行った調査によると、日本人の「年間のセックス回数」は年間48回。
20以上の国と地域の中で、堂々最下位を記録してしまいました。
次に少ない香港は84回、アメリカとシンガポールは85回であることを踏まえると、日本人がいかにセックスをしていないかがわかります。
一体なぜ、日本人はセックスに消極的なのでしょうか？

仕事で疲れている

企業のために日々身を粉にしている人達を揶揄する「社畜」「企業戦士」といった言葉がネットに溢れているように、身も心も仕事に捧げている人が少なくありません。
早朝に家を出て、帰宅するのは家族が寝静まる頃…そんな日々の中でセックスしようという気になれるでしょうか。

人との付き合い方が変わった

仕事とプライベートをうまく両立している人も、セックスレスに陥っているようです。
娯楽が溢れかえっている昨今ですが、従来の「人との付き合い方」を大きく変えたのはスマートフォンとSNSの発展が大きく影響していると考えられます。
スマートフォンがあれば友人や家族とのやり取りに不自由せず、こちらから聞かずともSNSで近況を把握できますし、日本のみならず世界中のユーザーと簡単につながれるようになりました。
人がそばにいなくても常に近くにいるように感じるので、セックスをしなくても満たされる人が多いのでしょう。

二次元キャラクターが俺の嫁

アニメや漫画の特定のキャラクターを愛し、生身の女性に興味がない男性もいます。
童貞ではなく、実際にセックスを経験した男性でも「女は汚い」「嫁（キャラクター）のほうが綺麗」と、結局は二次元に戻ってきてしまうことがあります。

オナニーのほうが気持ちいい

オナニーは女性に気を遣う必要もなければ、デートや駆け引きといった面倒もなく、手軽に気持ちよくなれます。
「オナニーのほうが気持ちいいからセックスは時々でいいや…」と思う人もいるようです。
単に射精するだけではなく、気持ち良さを追求してオナホールなどのアイテムを使うのも楽しみの一つになっていて、ネット環境さえあればオカズも選び放題です。
オナホールも年々進化を遂げており、日本のみならず海外にも熱烈なファンがいるのだとか。

結局、日本人のセックス離れは何が原因？

日本人のセックス離れは、現代社会に疲れた人達が娯楽に癒しを求めた結果ではないでしょうか。
女性の社会進出など他の社会的な背景もあるかと思いますが、「疲れた時に癒してくれるのが人じゃなくても良くなった」という点がセックスレスを大きく後押ししている気がします。
それはセックスに限らず結婚にも当てはまることで、こんなにも娯楽に囲まれていれば「結婚をしなくても幸せ」と思う人が増えてもおかしくありません。
この調子だと日本はますますセックス離れが進みそうですが、あなたはどうでしょうか？