巨人の菅野投手が背番号を18番へ変更!背番号を変更すると活躍できるのか?
- 2018/12/09
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巨人の18番がどうかしたのか
巨人の菅野投手が背番号を18番へ変更すると言うニュースが飛び込んできました。
巨人の18番と言うだけでニュースにもされるほどのことなのでしょう。
ではなぜそれがニュースになっているのか、そしてそれほどのことを菅野投手がした意味は何かについて、ピンと来ない人にも理解していただけるようにまとめたつもりです。
きっと自分にメリットがあってのことなのでしょうから、その辺りにポイントを絞ってみます。
プロ野球の背番号18はエースナンバー
・18番の歴史は巨人から
往年のプロ野球ファンであれば、18番を背負った投手に巨人の堀内恒夫を思い出すものです。
前人未到のV9時代の屋台骨としての18番には強い印象もあるのです。
もっと前には藤田元司が付けていました。
それから巨人の18番は桑田真澄に引き継がれ、いずれもエースとして君臨していました。
野球界の中心チームの巨人で18番がエースならと、他の球団も追随するように思えます。
西武に入団した松坂大輔も18番、そして楽天に入団した田中将大も18番、広島の前田健太、日本ハムの斎藤佑樹もそうでした。
・球団にもよるエースナンバー
もちろん名投手の背番号にはいろいろあって、例えば金田正一の34番、工藤公康の47番、星野仙一の20番などバラバラではあります。
中日などは星野仙一の20番を、ヤクルトスワローズでは松岡弘の17番をエースナンバーとしているように球団の歴史にもよっています。
それがプロ野球界の力関係などから、総合的に巨人の18番が野球界でもエースナンバーとして据えられるようになったのでしょう。
背番号でモチベーションを上げられる
・例えばサッカーの10番
サッカーでも選手なら10番を付けるのに憧れるものです。
それは神様ペレが付けていた背番号で、その後も有名選手が10番を付けるのが当たり前になっているからです。
そんな10番を背負ってのプレーは身の引き締まる思いもするのです。
反面、期待に応えるためのプレッシャーを受けることも想像されますが、それを乗り越えての成長も実際にあるのです。
例えば、ACミランに加入した本田圭佑がそうです。
ACミランと言えば世界的なビッグクラブですので、加入するだけでもビッグニュースであるのに堂々と自ら10番を要求したと言うのです。
そしてある程度の結果も出したのは、10番からの力を受けたと言う面もあるのかもしれません。
・野球でも同じはず
プロ野球でも往年の名選手がこぞって付けていた18番を背負っていれば、メンタルに芯が出来上がりそうなものでしょう。
2012年から巨人に在籍した杉内俊哉も提示された18番を快諾したとされています。
恐れ多く感じてもおかしくはない巨人の18番を背負う決断は評価には値します。
この杉内俊哉の引退を受けて18番を引き継ぐことになったのが、今回の菅野投手なのです。
長い巨人の歴史の中で8人しかいないエースナンバーを背負うに等しいとされたようです。
最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、ベストナイン、2年連続の沢村賞と肩書も十分だと評価されたのでしょう。
これを機会に今後は日本一を狙うチームの大黒柱として、野球界の盟主復活の切り札となるべく精進していただきたいものです。
・それだけで活躍は約束できない
投手にとって18番は間違いなくモチベーションアップになります。
ただそれだけで結果に繋がる訳ではありません。
周囲の目線も変わってしまったことで、逆に期待に押し潰される結果になってもおかしくもないでしょう。
元のままの背番号で伸び伸びとプレイしていた方が良かったなんてことだって十分有り得るでしょう。
あくまでも気持ちの切り替えの問題に留めておいた方が本人の為でもあるでしょう。