ラグビーのボールが楕円形の理由は?
- 2018/08/17
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ラグビーのボールは楕円形!
日本ではラグビー熱が高まっています。2019年に日本でラグビーワールドカップが開催され、日本代表の活躍が期待されているのです。
そのため、オヤジにもぜひラグビーを楽しんでもらいたいです。
ラグビーと言えばボールを使うスポーツですが、珍しく楕円形のボールを使用しています。そこで気になるのが、なぜラグビーボールは楕円形なのかです。
そこで今回は、ラグビーのボールが楕円形の理由を中心にラグビーについて紹介していきます。
ラグビーボールが楕円形な理由には2つの説が!
ラグビーボールが楕円形な理由には、いくつか諸説があります。
なかでも、2つの説は有名となっているので、この2つの説を紹介しておきましょう。
①豚の膀胱を使用したから!
ラグビーボールが楕円形の理由は、豚の膀胱を使用して作られたからとの説があります。実は、ラグビーの起源はサッカーにあり、サッカーを行なっていたときにボールを抱えて相手ゴールに走り出したのが起源とされています。
もちろん、反則なのですが、「面白い!」となりラグビーが始まったのです。
しかし、ボールを抱えて走るにはボールが重かったのです。そこでボールを軽量化しようとして作られたのが、豚の膀胱を膨らませて牛の皮を貼り合わせたボールとなっています。豚の膀胱は膨らませると楕円形となることから、ラグビーボールが楕円形になったとされているのです。
②頭蓋骨を使用したから!
ラグビーボールの起源には他にも説があり、古代ローマ時代にも行われていたとの説もあります。古代ローマ時代では、頭蓋骨を使ってラグビーボールの起源となる競技が行われていたとされているのです。
頭蓋骨は楕円形に近く、そのためラグビーボールは楕円形になったとの説があります。
ラグビーボールが楕円形によるメリット!
ラグビーというスポーツの性質上、ボールが楕円形によるメリットが存在します。それらのメリットがあったことから、ラグビーボールが楕円形になったと言ってもいいのではないでしょうか。
楕円形のボールによるメリットを紹介していきます。
①脇に抱えやすい!
ラグビーは、ボールを脇に抱えてプレーする機会があります。真ん丸のボールでは、脇に抱えながらプレーするのは難しいです。
しかし、楕円形のボールなら、脇に抱えたままプレーすることができます。ボールを抱えながら全力疾走できるという面で、楕円形のボールにはメリットがあるのです。
②横や後ろにパスを出しやすい!
ラグビーはルール上、前にパスをすることはできません。パスをする際には、横か後ろへパスする必要があります。横や後ろにパスをする場合、楕円形のボールの方がしやすいとのことです。
そのため、パスの面でもラグビーボールが楕円形であるメリットがあるのです。
③バウンドの予測不可
ラグビーボールが楕円形のメリットとしては、バウンドの予測をすることができないことが挙げられます。真ん丸のボールと違い、楕円形のボールではどこにバウンドするのか予測することができません。
バウンドが予測できないことで、よりラグビーというスポーツを面白くさせているのです。そういった意味で、ラグビーが楕円形のボールを使用するメリットがあるのです。
ラグビーボールは楕円形がいい!
ラグビーのボールが楕円形の理由は、もともとの起源によるものです。豚の膀胱を使用したり、頭蓋骨を使用したりしたことで、楕円形のボールになったとされています。
しかも、楕円形のボールにしたことで、様々なメリットがあるのです。楕円形のボールにすることで、プレーのしやすさや面白味が増します。
そのため、ラグビーは楕円形のボールが受け入れやすかったのではないでしょうか。
いずれにしても、2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップはもうすぐなので、ぜひオヤジのみなさんも楽しみにしておきましょう。