サッカーのシューズって取替式と固定式どちらが使いやすい?
- 2018/10/14
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取替式と固定式
世界で最も有名な球技スポーツ、サッカー。
そんなサッカーで選手のプレーをサポートとするスパイクには、スタッド(スパイクの裏の突起物)が取替式のものとと固定式のものが存在しています。
取替式と固定式、果たしてどちらが使いやすいのか。
ここではその特徴や、それぞれのデメリット・メリットをご紹介したいと思います。
取替式スパイクのメリット
金具で取り付けられたスタッドを、自由に付け替えすることができる取替式スパイク。
そんな取替式には、スタッドの数が少なく長いという特徴があります。
数が少ないことによりそれぞれのスタッドへの圧力が固定式よりも高くなるため、足元の踏ん張りが効きやすくなります。
そのため悪天候の時などでも、パフォーマンスが安定しやすいというメリットがあります。
また、グラウンド状態や好みによってスタッドを代えることもできます。
スパイクを使用し続けていると次第にスタッドは摩耗していきますが、取替式の場合はスパイクごと買いなおさなくても劣化したスタッドだけを取り換えられるのもメリットと言えるでしょう。。
取替式スパイクのデメリット
メリットの多い取替式スパイクですが、デメリットも存在しています。
まずは、硬いグラウンドにはあまり向いていないということ。
取替式は固定式よりもスタッドの数が少ないので、足元の負担がどうしても大きくなります。
そのため硬いグラウンドだと踏ん張りが効きやすいというメリットが発揮されないばかりか、怪我のリスクが高まることになります。
また試合中に金具が外れたりスタッドが取れてしまう可能性もありますので、こうした点も取替式のデメリットと言えるでしょう。
取替式を使用する場合はグラウンドのコンディションをよく確認しておき、スタッドをしっかりと締め付ける必要があります。
こうした理由もあって、取替式は初心者よりも上級者に向いているタイプです。
固定式スパイクのメリット
取替式よりも一般的なタイプである固定式スパイク。
そんな固定式はスタッドの数が多いので、足への負担が少ないというメリットがあります。
重量も固定式の方が軽いので、動きやすさに秀でています。
またスタッドの付け替えこそ出来ませんが、芝でも土でも幅広いグラウンドに対応することが可能。
試合中にスタッドが外れてしまうということもまず起こりませんので、伸び伸びとプレーすることができます。
固定式スパイクのデメリット
固定式のデメリットとしては、悪天候においては取替式よりも足元が滑りやすいという点が挙げられます。
またスタッドが固定して付けられているため、どこか1つが劣化してしまったらスパイクごと買い替えなければならない点もデメリットと言えるでしょう。
初心者は固定式、上級者は両方が理想
取替式のスパイクと固定式のスパイクには、このようなメリット・デメリットが存在しています。
グラウンド状態や天候にもよるためどちらが使いやすいかは一概に決めることはできませんが、初心者はまず固定式からスタートするのがベストでしょう。
試合に出場することが多かったり、雨の日でもベストパフォーマンスを発揮したい上級者は固定式と取替式の両方を用意しておくのが理想です。
そうすれば、あらゆる状況にも対応することが可能です。
現にプロのサッカー選手には両方を用意している選手も多いので、こだわりのある方は検討してみてはいかがでしょうか。
もちろん同じタイプのスパイクでも商品個々に特徴がありますので、自分に合ったスパイクを見つけることが重要になります。
これからサッカーを始めたばかりでどれを選べばいいのかわからないという人は、店員のアドバイスも参考にしましょう。