期待の薄いサッカー日本代表はこうして満喫する
- 2018/06/09
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サッカーワールドカップは世界一のスポーツ祭典
日本がサッカーワールドカップに本大会に登場してから20年になります。
当時はジョホールバルの奇跡と大騒ぎになって、本大会でどのような試合をするのか日本中が注目したものです。
それから5大会連続出場を果たし、内ベスト16にも2回進出しています。
ところが今回のロシア大会に臨むにあたって、大方の期待は薄いものとなっているようです。
と言うのも、最近の国際試合の結果、そして監督の電撃交代と、もはやリーグ戦3試合で1点取れれば上出来としても違和感も感じない状況です。
せめて歴史的な大敗だけは避けて恥をかかないで帰って来てもらいたいとまで言う人さえいるようです。
でも、4年に1度の世界最高のスポーツの祭典であるサッカーワールドカップに出場できるのに、そんなネガティブな目線で見るのはもったいない話です。
決して勝てるとは言えませんが、予想通り負けるかどうかは、サッカーに限っては見通しはしづらいスポーツなのです。
勝負を度外視して、大会期間の1カ月間を満喫した方が幸せ者であるはずです。
そのためのノウハウもありますので、ここで心得ておきましょう。
守備に面白さを見出すこと
日本代表がガンガン派手なゴールを決めて勝ってくれるようなら、さすがにサッカーワールドカップの人気は揺るぎないところでしょうがそんなはずはありません。
良くても攻め込まれながら延々と守り切って無得点に抑えることくらいでしか無いのです。
そのまま0-0という地味な結果に終われれば全然OKなのが現状です。
であれば、その0点に抑え続けていくシーンを楽しめなければ面白いはずもありません。
こうして間違って相手のミス絡みで1点を奪えれば最高の展開なのです。
しかし、サッカーの経験者などサッカーに詳しくなければ、守備の面白さなどは一般人には捉え難いものではあります。
普通に小競り合いをして攻め手のボールが回らないのは、単に攻め手が下手としか思えないでしょう。
そんなシーンを延々と繰り返し見せつけられては、どこが世界一のスポーツ祭典なのかわからなかったりです。
それも実力国同士であればあるほど、その傾向が強くなったりもします。
どうしてもとりあえず相手の強い攻撃を食い止めることに集中させられてしまうからです。
これなら高校サッカーでゴール前の白熱したシーンを見ていた方がよほどレベルの高いスポーツらしくも感じられたりです。
日本代表の守りっぷりをチェック
・前線からの守備
守備はDF陣ばかりの仕事ではありません。
FWが相手ボールを奪えば速攻にも繋がりますが、そうでなくてもプレッシャーをかけてくれるだけでパスミスも生まれやすくなります。
・中盤からの守備
DFの仕事は相手の屈強なFW陣との1対1の場面が多くなり、フィジカルの強さで日本人が不利なのは否めません。
そこで一つ前にいるMFがボールの出所をつぶすことでパスをカット。そこからのショートカウンターは現代ではゴールへの最短戦術として主流です。
・ゴール前での守備
たとえ競り合いに勝てなくても動きの妨害をするだけでシュートミスを引き起こせます。
相手のシュートミスに助けられるシーンもきっと少なからずあるはずですが、これがDF陣の頑張りによるところであるとそのプレイにも賞賛ができるでしょう。
・守備の連係
ポジションにとらわれず華麗なパスワークで相手ゴール前に迫るシーンは見応えがありますが、今回の日本代表では期待されていません。
しかし、見方を変えればポジションにとらわれず相手のパスワークを遮断する動きがどれだけできるのかを見応えとするチャンスでもあるのです。
今回は基本的に3バックを採用されると見込まれていますが、ずっと3人でゴール前を固めていられるはずもありません。
サイドのMFが状況に応じ、DFに入りながらゴール前を固めると言う連携ができなければ難しいDFシステムなのです。
これをどうこなしていくのか、そこが日本代表をチェックする上での最大のポイントになるのではないでしょうか。