電動自転車の軽快さを知ってしまおう

TonyV3112 / Shutterstock.com

世はサイクリングブームだと、カッコいい自転車を買って遠出をしようとする中年も増えています。
それはいかにもスポーツマンの使用するようなスポーツサイクルです。
それに搭乗するだけでも絵になるものです。

まずは見かけから入るのも正しい選択の一つではあります。
カッコ良ければ続けられるからです。

でも、やがて能力的に無理強いをしてしまう事になる人もいます。
そこそこ自信があれば別にかまいませんが、当初から一抹の不安を感じている中年も多いでしょう。
そんな人には電動自転車がおすすめです。

一般の電動自転車などはいかにもママチャリのようなスタイルです。
そもそも主婦が買い物で行き帰りするのに坂道もへっちゃらのようなコンセプトのものです。
「そんなもの、恥ずかしくて乗れるか！」と思うようでは頭が硬過ぎです。
どうしても気になるのなら、高価にはなりますがロードバイク型の電動自転車も登場しているようです。

見た目がいい

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・坂道を軽快に昇る姿はカッコいい
ちょっと見ただけでは、普通のママチャリなのに凄いスピードでひょうひょうと登って行く様は男性のパワーを感じられます。
人がそう思えばなぜか自分にはそんなパワーがあるのかと言う気にもなるのです。
これもやはり見かけから自信を持ってしまう例でもあります。

・坂道でなくともやっぱりカッコいい
家の近所に坂道などほとんど無いと言う人もいるでしょう。
平坦な道でもどこかすいすい走れるのが電動自転車です。
大きな荷物をかごに入れていてもへっちゃらなのは見るからにたくましいものです。

・謙虚なスタイルがカッコいい
いかにもスポーティじゃない自転車なのが中年っぽくて好感度が高いです。
背伸びをせずにスムースに愛用できるのもメリットになっています。

思わぬ長距離も稼げる

買い物自転車だと言う先入観は捨てましょう。
電動ですからバッテリーが続く限りその特徴は続きます。
それはスポーツサイクルのように100㎞も走れないでしょうが、意外に10㎞20㎞などは簡単に走れます。
サドルも一般に柔らかくて広いので、お尻が痛くなると言う欠点もほぼありません。
こうなると隣町も余裕で守備範囲になるでしょう。

スマホに道案内をしてもらうと、知らない道を走って知らなかった店に出会ったり新しい景色に出会ったりもします。
そうして楽しいうちにいつの間にか太ももが太くなって、基礎代謝も上がり太りにくいスポーティな体にもなって行くのです。
下半身が全体的に強化されますので、忍び寄る老化の対抗策として有効なのも知られている通りです。
注意するべきは、だんだん慣れてくるとスピードを出し過ぎる事です。
それこそバイクに乗っているような爽快な気分にはまってまうとスピード感覚が鈍ってしまいます。

自転車らしいトロトロ感は維持していた方が安全です。

その分、ゆっくり散策すればそれだけ周囲が良く見えて発見するものも増えますから、メリットにもなるのです。
それに無駄に疲れずに済みます。