今さら聞けない!競艇選手の級別の基準って何?
- 2017/05/09
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競艇選手のランク
競艇選手の実力を現すのが級です。A1級からB2級までありキャリアや年齢、性別とは無関係に実力だけで競艇選手はランク付けされます。級は舟券を予想するときの指標にもなってある程度競艇選手の実力がわかります。しかし、意外にも級別の審査基準について知らない人も多いのではないでしょうか。そこで今回は競艇選手の級別の基準などについて紹介していこうと思います。
年2回の級別審査
競艇選手は級別を決めるために年間2回の級別審査があります。級別審査の対象期間は毎年前期が5月1日~10月31日で適用期間が1月1日~6月30日です。そして後期の対象期間が11月1日~4月30日で適用期間が7月1日~12月31日になります。この対象期間の成績によってき級が決まってしまうのです。ちなみに、審査基準としては連対率や勝率に事故率、出走回数が挙げられます。
詳しい級別審査基準
競艇選手の級はA1・A2・B1・B2の4つあります。A1~B1までの選手は事故率0・70以下の必要があります。そしてA1は2連対率30%以上3連対率40%以上でなおかつ出走回数が90回以上の勝率上位者20%です。A2は2連対率・3連対立は同じで出走回数が70回以上のA1選手を除く勝率上位者20%です。B1は2連対率10%以上3連対率20%以上でなおかつ出走回数50回以上のA1・A2選手を除く勝率上位者50%です。そして残りの選手がB2級となります。級別審査基準を見るとA1・A2級の選手がどれほど優秀な選手なのかがわかるでしょう。A1級の選手が圧倒的に人気を集めるのがわかります。
級別による違い
それではA1級とB2級の選手は実力意外にどんな違いがあるのかも紹介しておきましょう。大きな違いは斡旋されるレースの数にあります。実力がある選手の方が斡旋されやすくて多くのレースに出場できます。さらにA1・A2級になるとグレードが高いレースにも斡旋されやすくなります。やはりグレードの高いレースには実力者しか斡旋されないのです。とくに最もグレードが高いSGには原則としてA1の選手しか出場できません。だからこそSGは競艇の最高峰の位置付けとなっており注目も高いのです。
期末は勝負駆けの選手を狙え
級が高い方がレースの斡旋数も多くて競艇選手として成功しやすく収入も大きくなります。このことから競艇選手は期末になると昇級やランク維持のための重要なレースとなってきます。たとえ一般戦でも本気で勝ちに来る選手が増えるのです。とくに期末の4月と10月はボーダー付近の選手が勝負駆けと呼ばれます。勝負駆けの選手は半年のランクが決まるのでいつも以上に必死になります。だから一般戦で予選が終わっても本気で勝負してくるのです。逆にすでにほぼランクが決まっている選手は無理なレースをしません。フライングをしてはもったいないし、事故点も増やしたくないからです。そのため期末の勝負駆けの選手の舟券を狙ってみるのがおすすめなのです。