中山記念2017 リアルVS.アンビシャス この冬一番熱い2強対決となるか
- 2017/02/20
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我が道を行く個性派2頭のぶつかり合い
春の目標は違えども、目の前に立ちはだかる馬はなんぴと(なんうま?)たりとも容赦しない!
というのが、今の2頭の心境だろうか。
リアルスティールはこのあとドバイターフ連覇へ遠征予定。
アンビシャスはここからG1に昇格した大阪杯を目指す。
ともに長い休みから目覚めたばかり。
順調そうな仕上がり報告も届いているようだが、さて中山記念はすんなりこの2頭で決まりますかどうか。
やっぱり1800の馬リアルスティール
前走JCではムーアが「言い訳をしない」男気騎乗を見せ、4コーナー堂々先頭もあるかの勢いで回ってきたが、結果は5着。
いかにも1ハロンどころか「2ハロン」距離が長い感じを露呈した。
かといって、安田記念を見るまでもなく、マイルではスピード負けする同馬のカテゴリーは、ズバリ1800(がんばって2000まで)というのが現在の落ち着き所だろう。
1800、2200のような中途半端な距離を大得意にするスターホースはいつの世にも存在する。
昔なら「G1でいつも2着」のシルバーコレクターで終わっただろうが、時代は移り変わり、探せばどんな距離でも用意されているのが今の世界のG1戦線。
1400だろうが1800だろうが、G1にかわりはないのだ。
極端に使い減りする馬アンビシャス
さてアンビシャスの方はといえば、古馬の王道路線を歩むようになってこのかた、3戦と続けて走ったためしがない。
3歳秋は毎日王冠→天皇賞秋→おわり
4歳春は中山記念→大阪杯→宝塚記念ブービーおわり
4歳秋はふたたび毎日王冠→天皇賞秋→おわり
とくに4歳春のキャンペーンなどは「宝塚に照準絞って仕上げたんじゃないんかい!」と突っ込みたくなる尻すぼみ加減。
叩き3戦目とか言ってられない、いまだに虚弱体質のお坊ちゃまくんなのである。
しかし今年は彼に大朗報が届いた。
叩き2戦目で大阪杯に行かれるんだもん!
と、はしゃいだかどうかはさておき、大阪杯のG1昇格をだれより喜んでいるのが、この馬であることは事実。
中山で転んでいるわけにはいかない。
大阪杯の前哨戦以外に考えられる穴馬路線とは
昨年はアンビシャスが中山記念→大阪杯のローテで結果を出したのだが、実は過去にはあまりない例で、その前は09年ドリームジャーニーにまでさかのぼる。
つまり京都の重賞を叩いて大阪杯行きが一般的な中、あえて中山記念を選ぶ関西の陣営には、常に注目が必要ということ。
1月の重賞を使うことなく、関西馬なのにいきなりここへ出てくる馬がいたら、相当クサい。
さらに「1800」「中山コース」実績があれば、そこから2強への2点馬券で勝負だ!