POG対策はこれでバッチリ 2017期待の新種牡馬たち

  • 2017/02/13
  • ライフスタイル・娯楽
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  • のりき 夢丸
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あの名馬たちの産駒がいよいよゲートイン

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月日の流れは早いもので、あの怪物たちが引退してからもう3年が経とうとしている。
人の心を読む希代のクセ馬、類いまれな絶対的スピード王など今年の布陣も多士済々。
夏に産駒がデビューする2017年の新種牡馬たちについて、あくまでPOG的観点から評価してみたい。

 

まずは産駒数3ケタの主力級サイヤーを検証

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▼ロードカナロア(父キングカメハメハ)
スプリントの国際G1を5馬身で圧勝、そのあふれるスピードをアジア中に見せつけた馬。
種牡馬から譲り受けたい資質の最たるものがスピード。
よって人気が出ないわけがなく、毎年200頭以上の種付け数を誇る。
キンカメというよりも、バクシンオーの後継ともいえるジャパンスピードスターだ。

ただ自身は2歳戦からバンバン走ったクチではなく、どちらかというと「大切に」扱われた経歴の持ち主。
産駒の成長曲線については逐一注目したい。

▼オルフェーヴル(父ステイゴールド)
もっているモノは間違いなく当時世界一だったろう暴れん坊。
歯車がガッチリかみ合えば恐ろしい力を発揮した、人智を越えた馬だ。
あとは「賢すぎる」その性格がどうスパイスとなって産駒に表れるか。
ライバルの中でもクラシックディスタンスは総ナメにするポテンシャルはあるが、果たして……。

個人的には「ステイゴールド」の孫産駒タイプがどう変化していくかにも注目している。

 

地味だけど見所のある活躍馬たち

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▼エスポワールシチー(父ゴールドアリュール)
その活躍期間の長さは特筆モノで、産駒もまずは健康が約束されたような馬主孝行的種牡馬。
軽く走るタイプだっただけに、うまくいけば父以上に芝での活躍も見込まれる。

▼ロジユニヴァース(父ネオユニヴァース)
反対にこちらはダービーでの一世一代の激走をもって、その使命を終えた馬。
だからこそ余力が見込め、思わぬ大物産駒を出す可能性も。
リーチザクラウンに似た感じかな。
ローカル重賞で頭角表すかも。

 

今年も当てます大穴希少種牡馬

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昨年幸運にもジョーカプチーノ産駒の活躍を的中した当欄としては、今年も外すわけにいかないぞ。

▼フェデラリスト(父エンパイアメーカー・現在韓国へ)
こういう「もう日本にいない」というストーリー性のある種牡馬はドカンと爆発することがある。
日本での産駒登録数は15頭。まあジョーカプチーノといい勝負だ。
スロースタートだろうが、ダート戦なら案外開花早いかも。

▼フサイチセブン(父Fusaichi Pegasus)
詳細はいまさら語らないが、とにかく流浪の馬生を送る悲しき未完成品。
自身の差し押さえに、レースでの逸走。
それがこの世に残したたった4頭の登録馬(来年は5頭)。
応援しなきゃ!
……どこ走るんだっけ?

 

この記事の作者

のりき 夢丸
のりき 夢丸
馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。 競馬血統ブログ「ほぼ毎週競馬ナビ」にて執筆中。
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