いるのはわかってんだ、万馬券よ出てこいや！

1年のなかでも冬の小倉は一発逆転を狙えるワクワクの舞台。
同時期の東京・京都競馬では馬券の爆発力がやや落ちるため、全国の穴党はそろって小倉に注目する。

買うレースと馬は決まっているからもう教えちゃう。
古馬の芝レース
母系の血統が優秀
関東馬
稍重から重馬場は激アツ

あ、言っとくけど、未勝利戦は1番人気が強いよ。
無理しないでね。

昨年の爆発例をとくとご覧あれ

▼2月14日6R　芝2600稍重
10番人気ウインブルーローズ　2着

高橋祥泰厩舎
母の母ユキノローズ（中山牝馬S勝ち）
→人気薄の理由
新潟2400で未勝利勝ち。以後距離不足の条件ばかり走り、福島2600ではちゃんと4着しているにもかかわらず、当日は10番人気。
未勝利と同じ稍重馬場も味方か。

▼同日8R　芝1200
9番人気エクスシア　3着

大江原哲厩舎
母ハネダテンシ（準OP馬）
→人気薄の理由
３走前からダートへ転戦、3、7、4着とまとめていたが、もとは中山で新馬勝ちした芝馬。この日芝に戻っていきなり3着。
ダート走れる同馬には稍重馬場もよかったか。

▼2月20日10R　かささぎ賞　芝1200
11番人気マイネルパッセ　3着

萱野浩二厩舎
母の母ビンゴハナコ（朱鷺S、マリーンS勝ちの快速OP馬）
→人気薄の理由
前走左回りの中京1400で大惨敗したが、これは単に距離と回りが合わなかっただけ。
2走前には中山のOPカンナＳで5着していた馬。
ちなみに次走も小倉萌黄賞で4着しており、決してフロックではなかった。

このレース、2着にも13番人気の関西馬スナークスカイが入って大荒れに。
▼同日12Ｒ　大牟田特別　芝1200重

どん尻16番人気（！）フィボナッチ　1着
牧浦充徳厩舎（栗東）

3代母があの英オークス馬ユーザーフレンドリー。
凱旋門賞2着後、ＪＣにも来日した超大物。

→人気薄の理由
この馬の生涯で走った条件が、
3歳夏小倉最後の未勝利戦、雨の重馬場（1分10秒0）で勝ち。
前年夏、函館の1200稍重馬場で2着（1分10秒8）。
そしてこの日、小倉の重馬場で勝ち（1分8秒9）。
もはや3代母の影響としか思えない超パワー型。

でなきゃ、16番人気馬が勝てっこないよ。

さらにさらに、このレースで2着だった9番人気のビリーヴワンも、
中野栄治厩舎
4代母はベガの母でもあるアンティックヴァリュー。
未勝利は札幌1500勝ち。
その後も函館の稍重で3着しただけの、超パワー型。

そう、馬券の相手にも同じような馬を狙っていいのだ。

ね、わかりやすいっしょ。
だまされたと思って、この冬一度は小倉で穴馬買ってみなよ！