男の秘密を守るために妻の秘密を暴かない

夫婦間にも様々な秘密があるかと思いますが、これに心を痛める必要はありません。むしろ、一度秘密にしたことは墓場まで持っていく覚悟の方が必要です。逆にいえば、妻の秘密を妙に言及したあまりに、かえって妻に自分の矛盾点を突かれ、今まで隠し通せていたはずの嘘が明るみに出ることもあるので、妻の秘密もそっとしておくに限ります。

また、男の嘘は妻にはバレやすいので、秘密を守るために嘘で固める行為も避ける必要があります。秘密にしたいことは誤魔化すこともせず、妻が触れてこない限りは堂々と黙っていた方が得策でしょう。

友人の秘密を妻に暴露しない

結婚生活の浅い夫婦であれば、友人のへそくりや浮気について、ついつい妻にしゃべってしまうことがありますが、このような行為は後々自分を苦しめます。妻がその気でなくても、第三者に夫の友人の秘密をバラしてしまうこともありますし、その結果として妻は夫の秘密を第三者経由で知ってしまう可能性があるからです。

自分自身に後ろめたい気持ちがあると、友人を生贄にしてしまうことがありますが、まったく得策ではありません。とくに自分の秘密と繋がりそうなことは一切話題にするのを止めましょう。

妻の知らない収入は隠すべき

日々の仕事で得る賃金等については、妻に伝えても、それ以外の収入についてはご祝儀の類を除いて妻には秘密にすると良いでしょう。まれにご祝儀を頂いたのに妻に報告しない男性もいますが、これはNGです。ご祝儀をいただいた人には夫婦でお礼が必要なので、これは隠すべきではありません。隠すことで、周囲から妻の評価が下がり、夫婦仲にヒビが入ることになるからです。

ただし、例えば、休日に友人の手伝いをしてお礼を貰ったとか、何かを売ってお金を得たとか、宝くじで当選したといった臨時収入を妻に伝えてしまうと、今後も臨時収入を期待されるような生活になってしまいます。

浮気は当然に隠すべき

妻に浮気を疑われた場合、例えスマホやパソコンを破壊することになったとしても、浮気した事実は隠し通すべきです。稀に、離婚を考えている人の中には、どうせ離婚をするのだから今さら浮気がバレたところで何も変わらないと開き直る人もいますが、離婚を想定しているのであればなおさら浮気はバレないようにするべきです。性格の不一致であれば、妻の案外あっさりと離婚に同意するかもしれませんが、女性問題が加わると妻のプライドの問題が発生し、なかなか離婚させてもらえないこともあるからです。

また、離婚する気がないのであれば、浮気がバレた時点で数年は妻以外の女性に触れることが出来なくなると思いましょう。離婚する気はないけれど、浮気はしたい男性も妻の疑いに負けてはいけません。万が一、妻が離婚まで考えていれば、浮気の証拠を裁判以外の場で突き付けることもないでしょう。妻に直接疑惑をぶつけられている間は、まだ確証がないからであって、その時点で秘密を明かしてはいけません。