組織をダメにするカメレオン人間とは?人によって態度を変える人、周りにいませんか?
- 2018/08/19
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誰に対してでもタメ口の人は、さすがに居ないと思うが、人によってあからさまに変える人はいるはずだ。
本来であれば、この様な人に大事な仕事は任せられないし、趣味の場でも出来れば関わりたくない。
だが、嘆かわしい事に、人によって態度を変える人の大半は、強気の小心者でありながら、世渡り上手。
仕事の技量でなく、目の前の損得勘定をして、似た者同士で自分の周りを固めて巧くのりきってきた人たちだ。
この様な人たちに公私共々時間や金銭を食いつぶされない様にするためには、どうすればよいのだろうか。
カメレオン人間は、面識のない人をターゲットにして売込む
人によって行き過ぎた態度を変える人たちの事を、カメレオン人間という。
彼、彼女たちが狙うのは、面識のない人、上司など得になる人と繋がりのある人である。
狙いを定めた後、彼、彼女らは、いかに自分とつながると得になるか、相手にアピールする。
1:私(僕)の周りで企業(趣味のサークル)について不満を言ってる人は一人もいないが口説き文句
2:僕(私)って自由人だから、人を決めつけないと、フレンドリーさをアピール
3:LINE教えて!とすぐに聞く
カメレオン人間の横から冷静に見ていると、利害が一致している人や、上辺だけ褒め合っている人しか彼、彼女の周りに残らないのが判る。
もしも企業の重役や、個人事業主の支援者に、こんな人が居たらどうなるだろうか。
人間は本能で最後に自分を守ろうとするので、自分が損を蒙ると判った途端、判らない様に逃げるのではないか、と考えてしまう。
では、カメレオン人間の化けの皮が剥がれるのは、どういう時なのか。
心の中で見返りと評価を求めている人たち
カメレオン人間は、人相応に接する事が出来る人格者や、分け隔てなく接している人と比べ、以下の点が目立つ。
1:敬語の使い方が支離滅裂
2:お得情報を振りまく、もしくはゲットする時だけ下手に出る
3:損得が絡まない人からの評判が悪い
4:悪口を言われても開き直っている
心にも思わない畏敬の念を振りまこうとするから敬語が、めちゃくちゃになる。
これは年齢は関係ない、20代だろうが50すぎのバブル世代でも同じである。
カメレオン人間は、他人のお世話を自らかって出る上、表面上の愛想もよいが、それは『評価されたい』、『お得な情報を頂戴』という見返りが必ず入っている。
健全な人間関係を求める人からは嫌がられて当然なのだが、カメレオン人間の悪い所は、被害者ぶる所だ。
筆者も様々なカメレオン人間に出くわしたが、決定打となったのは、健全な人間関係を求める人たちから袋叩きにされている事だった。
そのうちの一人は、子供英会話の先生だったのだが、何かにつれお得情報がほしいだの、私を通じて何か買えだの、イベントの申し込みを私を通じてしろだの、しぶとかった。
要するに、お得情報を自分のものにしたいだけでなく、他人の手柄も自分の手柄にして上司に報告することで、信頼を得ている人だったのだ。
上司も上司で、かなりのボンクラなので、彼女の言う事を優先し、鵜呑みにしていた。
私が、その時頼りにしたのは、彼女に『お得感がない』と切り捨てられた人たちだ。
彼女に『お得感がない』と切り捨てられた人たちは、見返りも求めない、普通の信頼関係で、仕事をする人たちばかりだった。
私自身、モノを買えだの迫る彼女を断り続けると、彼女はこう言ったわけである。
『私の事を嫌いな人は、嫌えばいいのよ。心が狭いだけなんだから。かわいそうな人たちよね。』
さっぱり意味がわからない。
他人にモノを売りつけたり、手柄を横取りしないと、人間関係を維持できない彼女の方があわれじゃないのか。
いかがだろうか。
人の人間関係は、モノを買う、お得情報を差し出すだけでは得られない。
そんなもので得る人間関係は、いずれ企業も、趣味の場もダメにしてしまう。
もしもあなたの人間関係が、そんながんじがらめなのだとすれば、会社であれば仕方がないが、趣味の場であれば、やめる事も視野にいれるべきだろう。