厨二病患者大絶賛の「鬱フェス」が色んな意味でヤバイ件
- 2018/06/30
- ライフスタイル・娯楽
- 398view
- 芸能/音楽
- アイドル
- フェス
- 芸能
- 趣味
- 音楽
あなたは話題の「鬱フェス」を知っていますか
「鬱フェス」と聞いて、あなたはどのようなイベントを思い浮かべますか。
「鬱」は暗いイメージだけど、「フェス」ならきっと楽しいイベントだろうし…と、まったく想像がつかない方もいるのでは。
鬱フェスの主催者は「アーバンギャルド」
アーバンギャルドというバンドをご存じでしょうか。
子育て中のオヤジには「Let’s天才てれびくんの天馬係長がいるバンド」と言ったほうが早いかもしれませんね。
アーバンギャルドの特色は唯一無二の“トラウマテクノポップ”。
Wikiには「アーバンギャルドは日本のポップロックバンド」と書かれていますが、「へぇ。よくあるJ-POPかな?」と思って聴くのはおすすめできません。
テクノやロック、メタルの要素がありながら、メロディーはとてもキャッチ―です。
ですが、音楽から伝わる独特の世界観や歌詞が、まさに“トラウマテクノポップ”。
歌詞には少女が抱く死への願望が痛いくらいに綴られていて、生と死、そして性に関連する描写が非常に多いです。
今でこそ一般語になった「メンヘラ」がそのまま音楽になったかのような―――。
そんな危うさが人気の秘密なのかもしれません。
中年オヤジも共感できる鬱っぷり
鬱病とまではいかなくても、憂うつな気持ちになることは誰にでもあります。
老いへの不安、恐怖、やり残したこと、若いころの苦い思い出など、拭いきれない憂うつな気持ちを心の奥底に持っているものです。
そんな触れてほしくないところを、容赦なくえぐる曲を数多く生み出しているアーバンギャルドだからこそ「鬱フェス」に賛同する業界人やファンが多いのでしょう。
鬱フェスの面子が濃すぎてヤバイの一言
鬱フェスは「夏フェスになかなか呼ばれない」「呼ばれたとしてもアウェイ」なアーティストたちが、日焼けが似合わないインドアなリスナーの前でライブをするという、ありそうでなかったフェスです。
2017年の鬱フェスに出演したアーティストは、筋肉少女帯や特撮で有名な「大槻ケンヂ」、知る人ぞ知る女性4人組バンド「キノコホテル」、注目のパンクバンド「挫・人間」、そしてV系界からは「えんそく」「A9」「Kaya」など、熱狂的なファンが多い人物やバンドばかり。
女性のファン人口が高そうな面々でもありますが、オヤジも唸るあのお方が出演したこともあります。
2016年には、1975年に結成されたロックバンド「ムーンライダーズ」や、ロックボーカリストの「PANTA(頭脳警察)」らが参加し、オヤジたちの間でも話題になりました。
2018年の出演アーティストは?
2018年に5周年を迎える鬱フェスは、9月8日(土)TSUTAYA O-EASTにて開催が決定しています。
常連の大槻ケンヂをはじめ、現在のV系界をけん引する「R指定」、噛み対応の魔界人アイドル「椎名ぴかりん」など、今年も期待を裏切らない個性的な面々が参加するようです。
ただのアイドルと思ったら大間違い!「椎名ぴかりん」に注目
椎名ぴかりんは「椎名ひかり」としてモデルをしながら、魔界アイドルとしても活躍中。
土下座したファンの上を歩いたり、女性ファンの胸を揉んだり、女性ファンに胸を揉まれてみたり、ファンの腕を思い切り噛んだりと、過激な神…いや、噛み対応で知られています。
彼女にハマったら最後、普通のアイドルには見向きもしなくなることでしょう。
どうぞ、オヤジも鬱フェスへ
一般的な夏フェスは、仲のいい友達や仲間と「うぇーいwww」みたいなノリで参加する人も少なくありませんが、鬱フェスは「このフェスなら1人で行けそう」「1人で楽しい鬱フェス~!」「ぼっちで参戦マン」と、お一人様の参加報告がTwitterにもチラホラ。
地上波のテレビ番組では絶対に放送されないような、鬱で厨二でメンヘラ臭漂う世界――。
現代社会に疲れているオヤジは、鬱フェスに参戦してみてはいかがでしょうか。