ポイント制度はダブルでお得を目指すもの

一人暮らしこそお店のショッピングポイントを活用すべきなのはいうまでもありません。しかし、単に買い物金額分のポイントを貯めるだけではもったいない話です。

実は、ポイント制度は使い方次第でもっと有利になるのです。

たとえば、A店とB店で同じようなポイント制度があるとします。どちらのお店でも200円で1ポイントが付与され、1ポイントは1円として利用できるとします。この場合、同じ商品を同じ価格で売っているのであればどちらで買っても損得はありません。

ところが、A店ではクレジットカードが利用できないがB店ならカード払いが可能ならどうでしょう。これはお店のポイントそのものとは関係ない話ではありますが、A店でクレジットカード決済すればクレジットカードポイントも貯まるのです。B店ではクレカ支払いができないため、そのポイント分だけまるまる不利といえます。

もし、クレカポイントも200円で1ポイントであればA店なら倍になる勘定です。
このように、お店のポイントカードのことだけでなく、支払い方法のことまで考えるのが賢いポイント活用術なのです。

注意すべきは、クレジットカード決済でポイントカードが利用できるかどうかを確認することです。ほとんどのお店では可能でしょうが、一部にはポイントが付くのは現金決済のみという可能性もあります。

ちなみに、全国展開しているお得なショッピングポイントカードの代表例としては、TSUTAYAのTポイントカードやイオンのワオンポイントカードがあります。ワオンポイントカードを先発の電子マネーワオンと間違える人がいますが、純粋なポイントカードです。

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倍付けや割引にも利用できるポイントカード

ワオンポイントカード自体はイオンの店頭で何の手続きもなく入手できます。その状態のカードでもちゃんとポイントが貯まります。初めてポイントを利用するまでにパソコンや店頭で登録をすれば良いので楽チンです。

ワオンポイントカードがお得なのは、20日30日5%オフなどの割引デーで対象カードになっていることです。これまでは、チャージ式決済カードのワオンやイオン系クレジットカードなどを提示しなければ割引がないならず、そんな面倒なことはと敬遠していた人でも、単なるポイントカードであるワオンポイントカードでお得に買い物ができます。

さらに、特定の商品にボーナスポイントを設定されるものショッピングポイント制度の利点です。これらすべて、ポイントカードを持っているかいないかで差がつく点です。こうした策はワオンポイントカードだけでなく、電子マネーnanacoカードなど他のポイントサービスでもよくみられることです。

つまり、ポイントカード1枚を出し入れする手間だけで、年間数千円から数万円もの経済的利益を得られるか得られないかの違いがあるのです。
とはいえ、あれもこれもとカードだらけではまとまったポイントにならないとか、有効期間が過ぎて失効してしまうとかのマイナス面もあります。

主力となるお店・ポイントカードを決めて上手に利用してください。