ガラスコーティングした車は洗車不要?ホントのお手入れ方法とは!
- 2018/09/09
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完全に一般化した車のガラスコーティング
大切な愛車を少しでも長い期間美しく保っておきたいと願うのはオーナーであれば当たり前のことと言えるでしょう。また、洗車はなんだかんだ言って面倒くさい作業ですから、この回数を少なく抑えたいというニーズも非常に高いと言えます。
洗車はガソリンスタンドなどにある洗車機を使うことで簡単に済ませることはできますが、やはり洗車キズなどが気になりますし費用も馬鹿になりません。車はただでさえランニングコストが嵩む物ですから、洗車に毎月何千円以上も掛けていられないというのが多くの人の考えだと思います。
そこで最近人気になっているのが車のガラスコーティングです。ガラスコーティングを施行することで車のメンテナンスが大幅に低減し、しかも美しいコンディションを保ちやすくなるため支持が急速に広まっています。
そこで今回は、ガラスコーティングに関して間違ったメンテナンス方法を回避するための正しい知識を解説していきましょう。せっかくお金を掛けて施行するのですから効果を長持ちさせなければ損ですもんね!
ガラスコーティングは意味あるの?洗車は不要?
ガラスコーティング施行車のカーオーナーに最もありがちな勘違いが、「コーティングしたら洗車不要」というものです。残念ながらコーティングしていてもその上から汚れは付着しますし、最低限のメンテナンスを行わなければ車をキレイに保つことはできません。ガラスコーティングした車は洗車しなくてもいい、というのは全くの思い違いなのです。
ガラスコーティングやその施行業者の謳い文句の一つに「ノーメンテでOK!」というものがありますが、これはワックスをかける必要性はなくなる、という意味で洗車しなくてもよいという意味ではありません。
確かにガラスコーティングをした車は水洗いだけでもキレイになります。また雨の汚れがつきにくくなることも事実です。しかし、それと「洗車不要」とは全く別の意味。
ガラスコーティング車は手入れ不要なのではなく、簡単なであるからこそ手入れが大きな意味を持つものなんだと覚えておきましょう。
ポリマーコーティングやワックスとは違うのか?!
ガラスコーティングといっても本当に塗装の表面にガラスが貼られるわけではありません。ガラスと同じ分子である二酸化ケイ素・シリカを結合させて安定定着させます。
細かくはガラスコーティングの種類によって微妙に違うのですがいずれにせよ強い被膜を形成することができるため車のコーティング方法としてとても適しているわけです。
一方、他にも車のコーティング方法にはポリマーやワックスがありますよね。これらとガラスコーティングはどのように違うのでしょうか。
まずポリマーコーティングですが、これはシリコンやフッ素といった「樹脂系」のコーティング方法となります。ガラスコーティングと比べて持続性は短いのですが自分でも材料を買って塗布できるので金額は低く抑えることができますね。
ワックスはその名の通り「油」です。塗装の防御力を上げたり艶を出すことはできますがポリマーコーティングよりも更に持ちは悪くなります。頻繁な塗り直しが必要となりますが安価で扱いやすいという利点もあります。
ガラスコーティング車の保管方法
ガラスコーティングの天敵は水滴です。水滴が車の上に乗った状態で日光を浴びると水滴が虫眼鏡のような働きをして塗装に強い光と熱を照射してしまいます。こうなるとさすがのガラスコーティング施行車であってもダメージは避けられません。
これを防ぐためには、ガラスコーティング車は車庫に保管するのがベストとなります。または最低でも屋根付き駐車場ですね。直射日光をいかに避けるかがガラスコーティング車を守る上で最重要となるわけです。
筆者オススメのコーティング方法とは
さて、最後に筆者がおすすめする車のコーティング方法についてです。正直言って性能で考えればガラスコーティングが最も強靭なのですが、コスト面まで含めるとポリマーコーティングが攻守のバランスが良いといえるのではないでしょうか。
新車や高級車に乗っている人はガラスコーティングを考、それ以外の人はポリマーコーティングで十分だと言えるでしょう。