一度はチャレンジしてみるだけの価値あるユーザー車検
- 2018/09/03
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ユーザー車検への先入観
車検制度は整備業者を維持させるための制度だと揶揄されることもあります。
業者にとっては車検手続きのための手数料と法定検査料、さらに安全のためにと整備カ所を上乗せして請求できるチャンスでもあるのです。
そのため、全て自分で行うユーザー車検が注目されますが、車に詳しくも無く暇も無ければやってみようとまでは思わなかったりもします。
実際には1日の休暇さえ取って1時間、車検場で手続きをすれば、数万円の利益が入ることになるのです。
自分で車の整備をしなければいけないものでもありませんので、ほぼ何の知識も技術も必要ないものなのです。
あまり難しく考えず、手に負えないところは専門業者に任せる感覚で取り組むのがおすすめと言えます。
24カ月点検をどうするか
車検で業者が行う24カ月点検は法定ではありますが、しなかったからと言って不利益となる罰則などはありません。
車検では車検場で行うだけの検査に合格すれば良いだけなのです。
ほとんどの人がしていないかとも思われる12カ月点検の項目数が増えたようなものでしかありません。
ただ車検時と重なるがためだけに、多くの人は必然的に24カ月点検は受けているようにも思えます。
もちろん、全ての機械に定期点検は不可欠なものですから、車でもこれを行わなければ行わないほどに不具合の生じる可能性は高くなっていきます。
現在の車の品質からすれば、比較的新しい車であればおおよそ定期点検などしなくても不具合の生じることは少ないとも言えるようにはなっています。
そこで定期点検をするかしないかは自己責任で判断するしかありません。
万が一には定期点検をしなかったことにより発生した不具合が原因で、事故を起こす場合もあるかもしれないのです。
ユーザー車検の普及によって、問題視されているのが24カ月点検もしていない車が増えていることです。
車検では24カ月点検記録簿の提出は求められはしますが義務は無いために、点検もしないで車検を通せる訳です。
ユーザー車検の理想的な流れ
ユーザー車検では、いきなり車検場に車を持ち込む方法もあります。
もしも車検場の検査項目で問題があれば、近くにあるテスター屋と呼ばれる整備業者でいくらかの手数料を払って調整して再検査を受ければそれで済むのです。
しかし、もしも大きな問題があればすぐの調整では済みません。
そこであらかじめ、車検の見積もりを取ってもらうのが賢明になります。
スタンドや車検業者にもよって指摘箇所も違っていたりする場合もありますので、2~3社くらいは取ってみるべきです。
全てが車検に必要な個所では無かったりもしますが、安全のために価値があると判断すれば独自に修繕や交換をしておくことです。
実際に発注するのは、パーツ屋などにすれば安く済んだりもします。
その後で車検場に向かえば問題なく検査を通過することでしょう。
・浮かせる経費、浮かせない経費
ディーラーでなくてもスタンドや車検専門業者などどんな業者でも、車検を依頼すればこの24カ月点検も実施することになります。
それだけでも安くても7千円くらいはかかることになります。
その前に基本手数料として安くても大体1万円くらいはかかるものです。
ただこのような経費を浮かせるだけでなく車検とは別に安全のための整備代も、払うべきところは払っておくのが望まれる車検への対応ではないでしょうか。
自分でしなければいけない問題点
車検場への予約や車検場での書類作成などは誰でもできます。
実際の検査も車を指示通りに動かせば良いだけです。
わからなければ、すぐに係員が応対してくれますので心配することも無いのです。
ただ、チェックして置きたい点もあります。
・ホイールの取り外し
ホイールナットの緩みをハンマーで叩く検査をされますので、ホイールカバーやホイールキャップを外しておかなければいけません。
これはそれぞれの車によって違いますので、よくわからなければ事前にテスター屋にでも確認しておくと良いでしょう。
・シールの張替え
フロントガラスに新しい車検票を貼り付けますが、この作業を綺麗に仕上げるのは案外、大変だったりします。
慣れないうちは、前の車検票を上手に剥がせなかったりもすることもありますので、シール剥がしキットなどを用意しておいた方が良いかもしれません。