自動車のフロントガラスが曇って見えにくい時の対処法3つ
- 2018/08/26
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フロントガラスが曇るシーンは増えている
誰でも一度くらいは、走行中のフロントガラスの曇りで運転に脅威を感じたことがあるかと思います。
運転していて前が見えないことほど恐ろしいことはありません。
その時はなんとか窓を少し開けたり外気を導入したりエアコンを入れたりしながら徐行しているうちになんとかやり過ごせていたりもします。
それが昨今の激しい天候変化によって、たまにではなく日頃からその対処法を知っておいた方が良いと感じる人も増えているはずです。
あわててタオルなどでフロントガラスを拭くのは手っ取り早いかもしれませんが、一時的にしか取れませんし運転中には危険です。
極力速やかに曇りを解消する対処法は現代人に必須の知識となりつつあるのです。
曇りの原因
・車外気温が低い
いかにしてフロントガラスが曇るのか、それは外気と車内の気温の差が大きくなるのが原因です。
空気中の水分として蓄えられる水分量は、空気の温度が下がると減ってしまいます。
急に黒い雲に覆われて雨がフロントガラスを冷やしてしまうと、暖かい車内に面したフロントガラスの内側の空気も冷やされてしまいます。
そこでその付近の空気中の水分が耐えきれなくなって小さな水滴となりフロントガラスの内側に発生して曇ってしまうのです。
・車内の水蒸気量が高い
また、温泉などに出かけて車で帰ろうとする際にフロントガラスが曇ることもあります。
これは温泉で温められた体熱によって体が水蒸気を発散し車内の水蒸気濃度を高めることによります。
これにより、空気中に存在し切れなくなった水分がフロントガラスに付着して曇りとなるのです。
一般に雨の日にフロントガラスが曇りやすいのも同じ仕組みです。
乗車人数が多くても水分の発生量が多くなりますので、同様のことが起こりやすくなります。
即効性のある曇り対処法
以上のような曇りの原因がわかれば、それを除去するしかありません。
となれば、車内を冷やし乾燥させることになります。
・エアコン
エアコンには車内の空気を冷やすだけでなく乾燥もさせてくれます。
しかし、曇り取りは急を要する場合が多く、エアコンが効果を発揮するにはある程度の時間もかかってしまいます。
むしろ曇りの予防的に入れておくのがベターでしょう。
外気導入に切り替えれば、車外の空気に近づけることもできます。
逆に暖気をフロントガラスに当てる対処法はかなり即効性があります。
フロントガラス付近の温度を上げれば、空気の飽和水蒸気量が高くなり水滴を空気が吸い込んでくれることにより曇りが取れます。
最高温度最高風速にして風向きをフロントガラスに持っていけば、一気に視界が広げられたりもします。
・窓を開ける
外気を取り入れれば空気環境の格差を縮めることになりますので、ある程度の効果が期待できます。
雨が降っていれば開けられませんが、ドアバイザーがあれば少しだけ開けることは可能ではあります。
・デフロスター
デフロスターはフロントガラスやサイドウインドウのドアミラーが映る辺りに温風を送るというまさに結露対策としての設備です。
車のドライヤーとも言えるような機能があるのです。
原因を踏まえた対処法を選択する
フロントガラスの曇りはその時々の状況によって微妙に原因の度合いが変わってきます。
エアコンを入れるにしても車内気温をどれくらいにするべきか、フロントガラス付近だけ温度をどれくらいにしてどの程度の風を当てるかなど時々の判断になります。
窓の開け具合もそうですし、危険を感じたら頑張らず諦めて停車する判断も大切です。
・予防も大切
フロントガラスの曇りは対処療法ばかりに頼らずともある程度は予防もできます。
それはガラスの内側に結露をしやすくさせる小さな埃を除いておくことです。
天候不順の季節を中心にクリーナーで綺麗にしておくだけで随分と違ってきます。