人とくるまのテクノロジー展2018で最新の自動車事情をレポート
- 2018/05/28
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車の技術の専門展が開催
世界に向けて最新技術・製品を発信 自動車技術者のための国内最大の技術展である「人とくるまのテクノロジー展2018」が先週5月23日(水)から25日(金)の3日間横浜のパシフィコ横浜で行われていました。
筆者も最終日となる25日(金)に、いざパシフィコ横浜へ行ってみました。
その時の会場内の熱気をレポートさせていただきます。
人とくるまのテクノロジー展とは
公益社団法人自動車技術会が主催していて、自動車業界の第一線で活躍する技術者・研究者のための自動車技術の専門展として1992年に始まりました。自動車産業の技術革新へのあくなき挑戦とともに歩みを進め、現在では国内でも有数の出展規模を誇り、多くの皆様のご支持を頂く展示会に成長しました。
出展している企業は585社あり、今回の来場者は23日27,355名、24日28,890名、25日37,213名と合計93,458名が来場したと主催者からの発表がありました。
◆自動車メーカーブースへ
会場の雰囲気は、正直もう少し人が少ないと思い込んだまま現地にいったので、来場者の多さに驚きました。出展社のカテゴリーをみると「自動車」「部品」「材料」「テスティング」「CAEソリューション」「カーエレストロニクス」「R&D・出版・団体」と分かれていました。
正直、部品や材料、そしてテスティングは何が最新技術などわかるはずもなく・・・。
すぐに足は自動車メーカーのブースへ。少し紹介させていただきます。
トヨタ自動車株式会社
交通死傷者ゼロに向けた先進安全技術、移動、物流、物販など多目的に活用できるモビリティサービスのEVコンセプトを展示していました。
本田技研工業株式会社
大型プレミアムツアラー「ゴールドウイング ツアー」で採用など第3世代DCTやダブルウィッシュボーンフロントサスペンション。
日産自動車株式会社
大容量30kWhバッテリーをはじめ新型リーフ搭載の最新技術を紹介しています。
三菱自動車工業株式会社
コネクティッドカーサービス『MITSUBISHI CONNECT』からスマートスピーカーでクルマと家とを連携するデモなど。そして、3月に日本で発売が開始された「三菱 新型エクリプスクロス」の展示。
スズキ株式会社
後退時の衝突被害軽減ブレーキ「後退時ブレーキサポート」、新型「スペーシア」を展示。
ダイハツ工業株式会社
ミライースとトールの実車展示と、3Dプリンター砂型造型技術など。
株式会社SUBARU
新型『フォレスター』を出展!先進安全性能や走行性能を動画、デジタルパネルで解説。
ヤマハ発動機株式会社
“人とマシンが共響するパーソナルモビリティ”を目指した概念検証実験EVモデル(二輪)『MOTOROiD』
マツダ株式会社
次世代ガソリンエンジン『SKYACTIV-X』、次世代車両構造技術『SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE』など。
特別講演にぎりぎりで入れました
展示会の目玉でもある特別講演にはマツダ株式会社の「新型CX-8の開発」という興味がそそられる内容の講演はぜひ聞きたいと思い数日前に締め切れれた事前登録などもちろん間に合わず。
当日枠があるということなので1時間前に覗いてみるとすでに長蛇の列が・・・。このまま並んでも入れる分からないとのことだったので、始まる直前にもう一度チャレンジすることに。
1時間後にまたきてみたところなんと、まだ席があるのでどうぞとのことで無事特別講演を聴衆できました。
◆講演内容「新型CX-8の開発」
【講師】
マツダ株式会社
商品本部 主査
松岡 英樹 氏
【講演内容】
新しい多人数乗用に対する提案として、マツダの人間中心の考え方に基づきCX-8でめざした開発の狙いと提供価値について紹介。
◆CX-8の魅力
マツダ、技術開発の長期ビジョン「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言2030」の説明からはじまり、次世代エンジン「SKYACTIV-X」を含めた次世代技術の話など、マツダの開発への並々ならぬコンセプトをきくことができました。
そして、販売が好調なCX-8をはじめ、CXシリーズが乗り手のことを考え抜かれ「デザイン」「パッケージ」「走行性能」「安全性能」について解説され、改めてCXシリーズという自動車はすばらしい次世代を担う車なのだと実感できた特別講演でした。
自動車メーカーブースや特別講演も何とか公聴することができまして、非常に満足の一日でした。
またイベントなど機会があればヤジアップで紹介して報告します。