一味違う車に乗るならこの4台に乗ってみろ!ここに注目!!
- 2018/04/01
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男なら目指すは「羊の皮をかぶった狼」
最近の若い者は!!なんてフレーズが口をついて出てくるようになると、本格的にオヤジだと思うので、極力、そんなフレーズを使いたくはないのです。でも、思わず使いたくなることってありませんか?
例えば、自己アピールがやたらと強い若者。営業マンに多い、自身を大きく見せたがる若者が苦手。必要以上にアピールしてどうするんだよ?! と、突っ込みたくなるのです。君は「能ある鷹は爪を隠す」とか「男は黙って」とか、そんなフレーズを知らないのかい? と、聞きたくなってしまいます。
これと同じことが犬助の場合、車の嗜好にも表れています。
「いかにも速いんだぜ!!」とかいった車がどうも好きにはなれません。
それは「スカイライン 2000GT-A」とか「ハコスカGT-R」とか、「羊の皮をかぶった狼」と呼ばれる車が昔から好きだったからかもしれません。
その実力は狼ならぬ、柴犬かもしれませんが……
しかし今の時代、スカイラインGT-Rはラインナップから消え去り「いかにも速いんだぜ!!」という自己主張の固まりのような「GT-R」が販売されています。
で、GT-Rを見ていると「あんな外観で、1,000万円も突っ込めば速いに決まっているわ!!」と、突っ込みを入れたくなりますし、何よりもその価格が、現実的ではありません。だって、タイヤ4本交換しただけで100万円がすっ飛ぶんですよ。
そして、もう「羊の皮をかぶった狼」と呼ばれるような車は出てこないのかな? 何て、寂しく思ったりするのです。しかし、よくよく見ていくと結構あるんですよね。一見普通だけど、一味違う車って。そんな車を紹介してみたいと思います。
まあ、現実的なセレクションをしましたので実力は少々控えめ。
狼ならぬ柴犬、となっている感があるのはご勘弁ください。
今一番尖っている車はスズキ勢、ターボ付きに注目
・スズキ「アルト・ワークス」
・スズキ「スイフト・スポーツ」
この2台については、以前も「ヤジアップ!」で触れたことがありますから、今回は軽く流します。前者は予算150万円、後者は200万円で買えてしまう一味違う車。
注目は両者ともターボ付きという点、それもダウンサイジングではなく……というだけで、ワクワクしませんか?
もちろん速さという点で考えるならば日産・GT-Rどころか、スバル・WRX-STIなど、リアルスポーツカーの足元にも及ぶはずがありません。
でも「一見普通の車なのに実は!!」という魅力は大きいもの。そして、それほど速くないにもかかわらず、両者のキビキビした挙動はまさにスポーツカー。走る楽しさと、速さは決してイコールではないことを教えてくれます。
本気で作った、ホットハッチVer.に注目
・日産「マーチ・NISMO S」
車高を落としてエアロパーツを取付けて、スポーティグレードの完成!! といった車を見かける一方で、「マーチ・NISMO S」はもっと本気仕様、うれしい一台です。
まず、エンジンからして通常の1,200から1,500ccへパワーアップ。この時点で、他のスポーティグレードと一味違うのがわかります。そして用意されているミッションは、5MTのみ!! どうです、NISMOの本気が伝わってきませんか?
ただ、難点はエクステリアには赤色が多用されており、ちょっと頑張っている感が伝わってしまう点。「オヤジが派手なクルマ、それもコンパクトに乗っちゃって」と、家族から眉をひそめられる可能性は否定できません。でも180万円〜という価格は魅力的。上記の「スイスポ」を考えているならば、対抗車種として検討すべきでしょう。
・マツダ「デミオ・15MB」
そして!! この一台は今回の話の最本命だったりするのです。
このデミオ、ぱっと見は通常のものと何ら変わりがないのですが、搭載しているのは1,500cc!! 同社のロードスターやアクセラと同じ型なんですよね。
これでいて車重は、1,020kg!!ロードスターの990kgと比較すると若干の重さはあるものの屋根とドアが4枚付いていますから、奥さんもこのセレクションに不機嫌になることはありません。
加えて価格は156万円〜!!どうです?これぞ一味違うコンパクト。「羊の皮をかぶった……」だと思いませんか?
まあ、リアブレーキがドラムというのは確かに不満ではありますが、何ごとも程々が一番と考えると、これで充分。一味違うデミオ、充分アリ……そして、いつか取った杵柄で車イジリを再開させてしまうのも楽しそうなのです。