歴史からも学んでみる!お洒落の楽しみ方
- 2019/03/15
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最近、ノートPCを購入しました。外出先でもブログやメルマガ、そしてこのYAZIUPでの原稿などを快適に書こうと思って。
、、、なのですが、意外な事実に気付きました。私は原稿を書くという行為がスマホで最適化されている!!
何を言っているのか分からないと思いますが、書いている自分もこうやって字面で改めて確認すると何を言っているんだろう?と思いかけます。なんというか、スマホに向かって文字を打ち込む姿勢とかスタンスの時に、筆が進みやすい習慣が付いてしまっている様なんですよね。一方、新しく買ったノートPCは、これまで使っているデスクトップPCと同じものだと自分の頭は認識するみたい。私はデスクトップPCでキーボードを打つのがこれまでほとんど事務的なものだったのが影響するのか、キーボードに手を置くとクリエイティブな感覚が遠のく感じがあるんですよね。逆にスマホだと、混んでいる電車の中でもスペースさえあれば記事は書けるんです。
そんな私が今回はあえてノートPCから、キーボードで書いてお届けします。お洒落を楽しむコツをこれまでの歴史から、ちょっと学んでみましょう。
お洒落って例えばこんなもの
お洒落な着こなしって色々ありますよね。今では定番になったものも、その昔は流行の最先端だったりします。
例えばスーツの着こなしやディテールたちには結構色んな由来があります。
スーツの形はその昔、パーティーの合間に寛ぐための服でした。
スーツはジャケットとトラウザーズ、つまり上下が同じ生地ですが、最初は別生地が普通のスーツスタイルでした。
トラウザーズの裾、現在はシングルかダブル(折り返し)が選べますが、本来はシングルのみだったのが、ある事をきっかけにダブルが生まれました。
シングルジャケットの前を留めるボタン、1番下は留めません。これはスーツより昔の服の名残りです。
スーツの裾にある切れ込みは元々、動き方によって使い分けがありました。
モストフォーマルな靴はオペラパンスですが、それが選ばれたのには女性の存在がありました。
などなど。まだまだ出そうと思えば出てきますが、これは350年以上の歴史を持つスーツという装いこそかもしれません。
その理由は意外にも!?
さてこれらの着こなし。現在ではお洒落の基本としてルールとも呼べるくらいに定番化しています。でも、そうなった理由となると、大したものではないものもあります。
トラウザーズの裾が折り返されているのは、雨の日に裾が濡れるのを避けて折り返したまま、屋内で過ごしていた人がきっかけだったり。
スーツの裾の切れ込み(ベント)は、乗馬などの動きやすさを高めるために付けられたとか。
フォーマルなオペラパンスは、靴墨を塗った革靴だと夜会でダンスをするときに女性のドレスの裾を踏んだ時に墨が付いてしまうから、それを避けるためだとか。
この辺りは、必要性から生まれている感が強いですよね。「お洒落は我慢だ」なんて言葉も見聞きしますが、歴史の中ではそんな考えではなくても定番になったものもあるんです。
お洒落はやっぱり積極的に楽しみたい
自分たちが必要としていて、より楽しく、幸せになるためなら、変えていくのはむしろ当たり前ですよね。そこで「昔からのルールだから」と頑なになる必要ってないですよね。
もちろん、これまでの歴史の中で磨き上げられてきたデザインなどもありますから、そういったものへの敬意や理解を示すのは大切だと思います。「スーツは窮屈だし夏は暑いからヤダ」というのは簡単ですが、でもいまのカタチになった理由は色々とあります。そういった理由などを理解しないままだと、結果的に改悪になってしまう場合は少なくありません。また、「これは面倒くさいから」という様な消極的な理由だけ、というのも考えもの。単に楽なだけの装いになってしまいがちですからね。
もっと今の自分たちに合った装い、もっと幸せになれる装いを真剣に、積極的に考えてみても良いと思いませんか?私はそう思います!ぜひ、たまにはそんな視点で装いを考えてみて欲しいと思います。そこから、より良い未来を創っていけるはずですからね。
……ちなみに私、かなり早い段階からスマホでの原稿作成に変えておりました。やはりこれも、気持ち良く、より良いものが書ける方を選択しましたよ。