これがなかなか難しい、ワイシャツとネクタイの組み合わせ
- 2016/10/16
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時には色物や柄物のシャツを着たいと思っても……
週のうち5日はスーツ着用。毎日着るワイシャツにちょっと飽きがきて、時には色物や柄物もいいなと思うことがあるでしょう。
ところが、誰が着たって無難におさまる白無地のワイシャツとは違い、色物や柄物には思った以上にコーディネートの難しさがあります。ダークグレーやダークブルーが多いスーツとのマッチングもそうですが、特に頭を悩ませるのがシャツとネクタイの組み合わせ。中でも、柄物ワイシャツとネクタイとは、えてしてちぐはぐな組み合わせになりがちです。
シャツがストライプ柄ならストライプ柄のネクタイは避けるのが原則
女性のそれほど面倒ではありませんが、メンズファッションの世界にもルールがあります。ワイシャツとネクタイでいえば、シャツがストライプ柄の場合は、ネクタイはストライプ柄を避ける。スーツがストライプ柄であれば、なおさらこの組み合わせは避ける。それが大原則とされています。
ただし、原則はあくまでも原則。「原則は破られるためにある」という考え方もあります。実際、ストライプ柄のシャツにはチェック柄のネクタイも問題ありとされているのですが、それが逆に個性的な演出になることもあります。
原則にプラスする原則もあって、なかなか難しい
ストライプ柄のシャツにストライプ柄のネクタイも同じ。原則にそむいたらかえってすっきりした印象になった、なんてこともありえます。
ただし、ここにも、原則にプラスする原則があります。太目の迫力たっぷりのストライプのシャツに細くておとなしいストライプのネクタイを組み合わせると、これはダメ。ビジネスマンの紋章ともいうべきネクタイがぼけた感じになって、目立たなくなります。派手めのストライプ柄のシャツには、結局は無地のネクタイがベストマッチという結果になります。
無地のネクタイの品揃えが豊富な店はいい店
デパートなどのネクタイ売り場へ行ってよく観察するとわかりますが、並んでいるのは柄物が大半。無地のネクタイは思ったほど数がありません。黒と白は冠婚葬祭用に使いますからどの店にもありますが、例えばブルーの無地のネクタイとなると、あっても1〜2本。色の濃さや織り地で好きなものを選びたいと思っても、選択の余地はほとんどないのが実態です。
逆にいえば、無地のネクタイが多種揃っている店は上質の店ということになるでしょうか。
ワードローブには最低1本の無地のネクタイを
それはともかく、無地のスーツを着るとき、シャツも無地なら、ネクタイはどんな柄でも合います。これを逆に見ると、スーツもシャツも柄物なら、無地のネクタイはどんなものにも合います。
その意味では、無地のネクタイは、ワードローブに最低1本は持っていたい、ビジネスマンの必須アイテムと言っていいですね。