平昌で起きた仁義なき戦い?

  • 2018/02/23
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オリンピックで繰り広げられる暗闘?

フィギュアスケート男子シングルの羽生選手、スピードスケート女子500メートルの小平選手、女子パシュートチームと2月21日時点で3つの金メダルを獲得し、メダル合計では11個となって長野大会の10個を超えた日本代表。

さらに、カーリング女子のロコソラーレ・LS北見は日本チームとして初のベスト4入りを果たし、準決勝進出を決めました。日本勢の活躍もさることながら、何かと不安視されるなか、割とまともに進行しているような感もある平昌オリンピックです。

オリンピックで繰り広げられる暗闘?
しかし、やはりそんなにキレイな話ばかりでもないようです。

 

疑惑の判定~フィギュアスケート

最初の話題は、フィギュアスケートの採点問題です。そもそも、採点競技は公平性が疑問視されることが多いものとして、ある程度は許容範囲内とされています。今回は、団体戦の女子シングルで、宮原選手の回転不足判定がおかしいのでは?ちゃんと回っているという声が多く出ました。素人のオヤジとしては、回っているのかどうかはわかりません。

しかし、日本選手の不利には控えめな反応を示す感がある国内マスコミでも、疑問を投げる専門家のコメントが載るなど、明らかに妙な出来事だったのでしょう。

このフィギュアスケートでは、中国の審判が男子シングルの中国選手に大甘な採点をした疑惑のほうが目立っているようです。ちなみに、この2人は中国での所属が同じらしいです。

たしかに、他の審判とは明らかに異なる高得点を出しつつ、日本の宇野選手には、一人だけ低すぎる点を入れている事実からは、不正を疑われる要素が満載といえるでしょう。これでは、よい演技をした中国人選手が気の毒です。

それよりも、27トンもある電光掲示板が最落下するのではないかと、ヒヤヒヤしながら競技させられた選手もいたのではないかと。(2016年11月26日に江陵アイスアリーナで起きたものです)ま、忘れてますかね。

疑惑の判定~フィギュアスケート

 

ショートトラック選手への脅迫事件

ショートトラック女子500メートルで、韓国選手が失格したことで繰り上がりの銅メダルを獲得したカナダ選手が殺害を示唆する脅迫を受ける事件が発生しました。韓国では、自国選手に不利なことがあれば、相手国選手のSNSを炎上させることが珍しくないですが、今回はそれだけでなく、脅迫事件にまで発展。カナダ警察が腰を上げる事態となっています。そもそも、カナダ選手には何の落ち度もない話であり、毎度の大炎上が起きる環境も考えれば、一部の人間がやったことでは済まないでしょう。

 

韓国選手にも大バッシングが

炎上といえば、開催国である韓国の選手も例外ではありませんでした。スピードスケート女子パシュートで敗れた韓国チームのインタビューで、遅れた選手を他の2人が非難するかのような発言をしたことから、この2人への大バッシングが起きたようです。

それは理解できないこともありませんが、終わってからやってくれと思うところです。

さて、話を戻しましょう。

 

これも採点がおかしい?

スノーボード男子ハーフパイプでは、平野選手がショーン・ホワイト選手に敗れて銀メダルに終わりました。素人目には、ぶん回してきたショーン・ホワイト選手の点数がよかったことは当たり前に見えましたが、専門家からは疑問の声が出ています。

 

暖房が利かない

それは大変でしたね。という感じで流されてしまうのが、忖度にかけては群を抜いている日本のマスコミでしょうが、現地で寒い部屋に入れられた選手は、どこの国であれ「たまったもんじゃない」でしょう。

 

運だけのスキージャンプ?

風の影響があるのがジャンプとはいえ、風の影響しか上位選手の順位決定に影響するものがないとまでいわれるような環境では、仁義なき戦いにすらなっていないという…。レジェンド葛西さんも大変でしたが、女子の伊藤選手も、なぜかピンポイントで風にやられたような。高梨選手の風も、よいとまではいえませんでしたね。多分…。

運だけのスキージャンプ?

 

 

中国も激怒

ショートトラック女子3000メートルリレーでは、中国チームが失格となりました。今大会は中国選手の失格が目に付きますが、今度は中国も大激怒。微妙な判定で失格と断定する根拠が乏しかったようです。韓国チームがもっと明らかな妨害をしたときでも失格ではないことも指摘し、意図的なものだと怒っているよう。4年後の半島情勢はわかりませんが、次回は北京大会です。ちなみに、ISUは中国の失格が正当であるとして証拠写真を出しています。動画ではないので、オヤジには判断がつきません。

ともあれ、選手自身には何の罪もない話ばかりであり、採点や運営にも何も問題はなかったのかもしれません。しかし、万が一、採点がおかしいのであれば、まともな採点をするジャッジを揃えろ!というだけのことです。競技続行できない環境なら、テレビ放送に関係なくスケジュールを変えろ!という話でしょう。

問題は、まだオリンピックが終わっていないことです。(22日時点)いまのところ、まだマシな部類の事件しか起きていませんが、これ以上の仁義なき戦いが発生しないことを祈りましょう。

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