【ヤジアップ インタビューvol.01】ヤジアップ石川社長編「オヤジを毎日楽しんでいる!」
- 2018/06/05
- ビジネス
- 1052view
- キャリア
- インタビュー
- オヤジ
- ライフスタイル
ヤジアップ世代・・・。仕事でもプライベートでも
もうやることは一通りやったであろう世代。
そして、ひとりひとりに物語がある――。
この世代の人は今、何を思い、何を語るのか。
その言葉を通して見えてくる、それぞれの“ヤジアップ”に迫る
第一弾として株式会社ヤジアップ石川社長にインタビューを行った。
◆オヤジが毎日を楽しんでいる世界は素晴らしい。
Q:株式会社ヤジアップってどんな会社ですか?
A:世のオヤジの一番の味方になり、オヤジを全力でサポートするための会社です。
会社名は、”オヤジの魅力をアップ”から”オヤジアップ” →→ 「ヤジアップ」としました。
ヤジアップが提供するサービスで、オヤジが人生を謳歌し楽しんでもらうために活動しています。
主な事業は「WEBマガジン【YAZIUP】」、「サプリメント企画・製造・販売」、「サンプル配布サービス【YAZIUP CLUB】」です。
世間のオヤジに対するイメージは、『ダサい・くさい・気持ち悪い』と散々なものです。
そんなオヤジも昔は輝いていたはずです。
ヤジアップは、”楽しんでいるオヤジはカッコイイ”をコンセプトに掲げ、
”オヤジ”に『情報』と『モノ』で人生の楽しみ方を提供し、これからもオヤジに寄り添い、誠心誠意サポートしてきます。
◆主な事業
①WEBマガジン【YAZIUP】
オヤジが楽しむための情報を毎日届ける「WEBマガジン 【YAZIUP】」。
②サプリメント企画・製造・販売
オヤジを想う気持ちと情熱を併せ持つヤジアップだからこそできるサプリメントを開発。
③サンプル配布サービス
30~50代のオヤジ(YAZIUP CLUB会員)にだけサンプル配布するサービス。
◆ヤジアップ世代ってどんな人たち
Q:ヤジアップのターゲットは?
A:ヤジアップがターゲットにしているのは30代後半から50代、60代の方々です。この世代を“ヤジアップ世代”と呼んでいます。
ヤジアップ世代の印象は、自分ではもっと楽しみたいのに楽しんでいない。本当は楽しんでいないのに楽しんでいる風を装っている。
そして、楽しんでいないのをほかの人に悟られたくない。楽しめないことを何かのせいにして、できない理由を探している。
スポーツなどを例に出すと、今日は寒いから!雨が降ってるから!時間がないから!だから「やめた!」。
周囲の「せい」にして何かをあきらめてしまう。やったら楽しいことは分かっているのに始められない。そんな方が多いと感じています。
でもポテンシャルはあるので、きっかけ一つで180度変わることも分かっている世代だと思います。
だからこそヤジアップがきっかけを作ってあげられたらと考えているんです。
◆変化やきっかけがあれば人は楽しめる
Q:社長自身もあるきっかけから一生打ち込めるものに出会ったとお聞きしました。
A:はい、いまランニングにはまっています。
幼稚園から高校まで剣道。大学ではアメフト部に所属していましたが、2年生の時に首のけがをしてしまい挫折。
卒業後は遊びでフットサルやスキーをやるくらいで、本格的に何かに取り組むことはありませんでした。
社会人になってから、何かのためにトレーニングをするというのはランニングが初めてです。
きっかけは、市民ランナーである父が参加した東京マラソンに家族で応援にいったことでした。
世界中から集まるランナーを世界中から集まる沿道の応援が後押しします。
全員が全員の応援をしている光景を目の当たりにして、「自分も東京マラソンを走ってみたい。」と思いました。
数年かけてようやく当選。
その後は時間を作って練習を始めました。初のフルマラソンは5時間30分。
自分よりも忙しく不規則な生活をしている人たちが、自分よりもはるかに速いタイムで走っている。
その悔しさと、工夫をすれば時間は作れるという思いで練習を続けました。
その後は練習方法も効率的になり、現在の自己ベストは3時間50分です。
今後の目標は3時間50分を一年以内(50歳のうちに)に切り、55歳までに3時間30分を切ることです。
60歳前後で父の記録3時間15分に追いつくことが最終目標です。
マラソン以外にももうひとつ楽しんでいることがあります。
大学時代に挫折を味わったアメリカンフットボールの普及です。
Xリーグ(日本社会人リーグ)の運営委員として、公式記録をつけたり試合中の場内アナウンスなどを担当しています。
ぜひ富士通スタジアム川崎やアミノバイタルフィールドに試合を観に来てください。
◆今後まだまだやりたいこと
Q:今後の目標はありますか?
A:娘(20歳)がいやがらず一緒にいつでも出かけてくれることですね。
娘が中学生の頃「パパがスマートでよかった。」
「友達に『あれあなたのお父さん?』ってにやけ顔で言われるようになったら絶対に一緒に歩きたくない。」という言葉が心に残っています。
今でも娘とは一緒に食事や買い物にも行きますよ。
完全にお財布代わりだと思われていますね。(笑)
Q:娘さんと仲良くする秘訣は
A:心から100%信用することです。
基本的に「親バカじゃなきゃダメ。」だと思っています。もちろん行き過ぎはダメですよ。
ひとつポリシーをもって子育てしてきたことがあります。
それは、娘の夢や目標に対して「出来ない」「無理」と言わないことです。
ある日本人メジャーリーガーが、シーズンオフに地元で開催する野球教室での出来事を聞いたからです。
その選手は一緒に来ている親に向かって、
「皆さんのお子さんの夢は絶対に叶います。もし叶わなかったら皆さん(親)の責任です。
私が、〇〇君はプロ野球選手になれますよ!と言うと、ほとんどのお父さんやお母さんは『いやいやウチの子なんて・・・』と言います。
その一言がダメなんです。どれだけお子さんの夢をつぶしているか分かりますか?
絶対になれると思って頑張っている子供の前で絶対に言ってはいけないし、思ってもいけない。
『そうなんです。ウチの子は頑張ってますから!』と信じて言ってあげなければ。」
この話に衝撃を受け、自分も実践しようと決めました。
このことが一つの要因だと思いたいのですが、娘はある競技で日本一、そして世界一にもなりました。
今のところ成功しているので言えますが、やはり100%信用して、親バカじゃなきゃダメなんだと思います。
誰にでも胸を張って「娘は一生懸命やってます。本気ですから。」と言えます。
◆ヤジアップがオヤジを応援していく!
Q:ヤジアップ世代にひとこと
A:自分のことが分かっているオヤジだからこそ楽しめることもあると思います。
今楽しめていないと感じている方々は、「自分なんて」「オヤジだから」とあきらめるのはまだ早いです。
そして、こう言われて「あきらめてないよ」「別にいいんだよ」って強がる必要もない。
心から楽しんだ者が勝ちだと私は思っています。
本当に自分が楽しめるものをみつけられずに一生を終えてもいいの?
それはよくない。楽しんだ方が絶対にいいに決まってる。
いくつになっても楽しめることはいっぱいあります。まだ出会っていないだけです。
だからあきらめるのは早いと言いたいんです。
ヤジアップのコンセプトは、”オヤジ”に『情報』と『モノ』で人生の楽しみ方を提供し、オヤジに寄り添い、誠心誠意サポートすることです。
ヤジアップを通じて、一人でも多くのオヤジが楽しみ、やりたいことをみつけられればいい!
と思いつつ今後も『ヤジアップ』を運営していきます。
TwitterやFacebookやInstagramもありますので、是非のぞいてみてください。
◆プロフィール
石川雄介
東京都世田谷区生まれ。立教大学を卒業後、大手ホテルに11年間勤務。2017年株式会社ヤジアップ社長に就任。趣味はランニングとスポーツ観戦。
@yaziup.ins