財テクを初心者がする手段とは?金融商品の種類3つ
- 2016/09/06
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一攫千金よりコツコツ着実に増やす財テクを
お金は無いよりあった方が良いものです。しかし、サラリーマンでも自営業者でもいまの仕事での収入を増やすのは簡単ではありません。そこで注目されるのが財テクです。オヤジ世代なら、元手となる資金もそこそこあるでしょう。そうすると、どうしても一攫千金を夢見てしまいます。
たしかに、数千万とはいわないまでも数百万のお金があれば、いろいろとやりたいことができます。老後の安心に備えることも可能です。とはいえ、ズブの素人である初心者が簡単に大金を得られる財テクがあるのでしょうか?
残念ながら、まとまったお金を財テクで手に入れることができる初心者は皆無ではないにしろ、極めて少数と考えられます。簡単ならみんなやっているでしょうし、仕事をする理由もなくなってしまいそうです。
大金は無理でもコツコツと増やして行くことなら初心者にも無理な話ではありません。もちろん、手段を間違えなければの話です。当然ですが、先物取引やFXなどは初心者が無理せずお金を稼ぐ手段にはなりません。
とくに、FXといえば素人の主婦が何億円稼いだとかのセンセーショナルな話題がありました。思い出してみれば、そんな人もいたかも知れません。しかし、何人いたかが問題です。現実には、一人の成功者の影で圧倒的多数の失敗者が泣いています。
子供の教育資金やマイホーム資金に手を付けて離婚に発展した話もありますし、家計費を使い込んで消費者金融で自転車操業するなんて末路も珍しくありません。
一度にこれだけ儲かったとか、短期間で資金が何倍になったとかの話には飛びつかないことです。あくまでも、欲をかかないことが大前提となります。
財テクと思えないものも財テクになる
初心者が当たり前に行えるし行っている財テクの代表が定期預金です。なんだ、そんなものかと思うなかれ。これほど確実にお金が増える商品は他にありません。
数十年前に存在した郵便局の定額貯金のような数パーセントという半年複利の商品と比較すると、現在の定期預金は見劣りしてしまいます。しかし、ないものねだりをしても仕方がありません。ネット銀行なども含めて検討すれば、そこそこ条件の良い定期預金に出会えるでしょう。なんといっても、何もせずにお金が増えるのですから得しかないのです。
定期預金はもうやっているし、もうちょっとお得感が欲しいという人には株がおススメです。株といっても、デイトレードなどの本格的投資をやるのではありません。定期預金と同じ感覚で資産を運用するのです。
安定的に配当が見込める企業の株を持つ。株価の上下は小さく、頻繁に売り買いする必要がない優良株を買うのです。配当はもちろんですが、株主優待を手に入れる目的もあります。現金にはならないものの、優待割引や優待商品などの経済的価値を考えれば、定期預金よりはるかにお得な株も多く存在します。これは、老舗有名企業の株に多い傾向といえます。
タカラトミーのトミカとチョロQなどが良い例でしょう。毎年株主優待としてミニカーなどが送られます。それ自体を楽しむのも良いですし、ヤフーオークションなどに出品してお小遣いをゲットする人も多いです。
定期預金や株主優待では満足できない人には、外貨預金があります。外貨預金はたとえばドル対円の為替相場で利益を得るという点でFXと似ていますが、FXよりもはるかに安全な商品です。
相場である以上、確実に利益になる保証はありません。しかし、初心者でもなんとかなるレベルで定期預金や株主優待よりも多くの利益を期待できます。外貨預金も取り扱う金融機関による差があります。興味を持ったら近くの銀行などで相談すると良いでしょう。