今さら聞けない!アメリカの経済状況はどうなっているの?

  • 2018/10/08
  • ビジネス
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  • 松村 昴
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経済大国のアメリカ!

アメリカと言えば、経済大国というイメージを持っているオヤジが多いのではないでしょうか。実際に、アメリカは経済大国であり、世界で大きな影響力を持っている国のひとつです。そんなアメリカですが、トランプ氏が大統領に就任したことで、様々な面で変化がありました。

トランプ大統領は、「強いアメリカ」を目指し、国内産業を強化しています。そこで気になるのが、現在のアメリカの経済状況についてです。今回は、オヤジに知っておいてほしい、アメリカの経済状況について紹介していきたいと思います。

経済大国のアメリカ!

 

アメリカの経済状況は堅調!

トランプ大統領が就任し、アメリカの経済状況は上向き傾向にあるとされています。トランプ氏が大統領に就任した2017年の経済成長率は2.27%となっており、前年に比べて上昇しています。2018年も3%弱の経済成長率になると予測されており、トランプ氏が大統領に就任後のアメリカ経済は堅調と言えるのです。

また、失業率についても改善されています。リーマンショックの影響から、2009年~2011年のアメリカの失業率は約9%前後となっていました。しかし、徐々に改善されていき、2017年には4.35%にまで改善されたのです。2018年には3%台になるとの見通しであり、経済の堅調さが窺えます。

 

なぜアメリカ経済は堅調なの?

アメリカの経済が堅調な理由としては、トランプ大統領による「アメリカ第一主義」の政策が挙げられます。アメリカ第一主義として、国内産業の保護や成長を優先的に行っています。具体的には、関税措置や輸入制限をかけたりしているのです。

さらに、アメリカは保護主義的な政策を取ることによって、国内の産業の保護・成長を促しています。保護主義的な政策としては、TPP(環太平洋連携協定)の離脱やNAFTA(北米自由貿易協定)の改定などが挙げられます。

ちなみに、NAFTAはトランプ大統領が離脱を示唆していたのですが、最終的に改定することで合意したのです。

なぜアメリカ経済は堅調なの?

 

中国との貿易戦争!

アメリカ経済が堅調な半面、保護主義的な政策によって中国との貿易戦争が行われています。トランプ大統領は中国製品への制裁を宣言し、実際に追加関税措置を開始したのです。これに対し、中国も応戦して関税措置を取るなど、本格的にアメリカと中国は貿易戦争へと突き進んでいます。

貿易戦争がいつまで続くのかは、予測することができないのが現状です。ただ、多くの識者が長期化すると予測しているだけに、今後もアメリカと中国の動きには注目です。

 

保護主義による日本への影響

アメリカの保護主義は日本への影響を与える可能性があります。また、アメリカと中国の貿易戦争でも、日本への影響があると考えられるのです。とくに、ポイントになるのが自動車産業です。日本は対アメリカ貿易において黒字となっており、なかでも自動車によるものが大きいです。

そのため、今後アメリカが日本に対して自動車に対して追加関税を課す可能性もあり、どうなるのか注目すべき点となっています。日本としては、アメリカがこれ以上保護主義に走っても対抗できるように対策する必要があるのです。

保護主義による日本への影響

 

今後の展開には要注意!

今回紹介してきたように、アメリカの経済状況は堅調を維持しています。しかし、その反面で保護主義的な政策を取っており、世界的な流れは混沌としています。とくに、アメリカと中国の貿易戦争はすでに始まっており、いつまで続くのか見当もつきません。

日本にも、アメリカの保護主義的政策は影響を及ぼす可能性があります。それだけに、今後の展開には要注意となっているのです。また、アメリカではトランプ大統領のスキャンダルなども多く取り沙汰されており、状況はどんどん変化していくかもしれません。デキるオヤジは、アメリカの状況もチェックしておきましょう。

この記事の作者

松村 昴
松村 昴
大学生時代からギャンブルを愛するフリーライター。 競艇・競馬・カジノがとくに大好き。 現在は全国24競艇場を旅しながら記事を執筆中。 趣味はアウトドアでキャンプやサイクリングで気分転換。
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