これはヤバイ…禁断の経口ステロイド剤について語る 中級者編

  • 2017/07/01
  • ボディメイク
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  • 加藤薩樹
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経口ステロイド剤使用者増加中の噂

経口ステロイド剤使用者増加中の噂

ここ最近、10代後半から20代前半の若者の間で経口ステロイド剤の使用者が増加中にあるという情報があります。筋トレブームの影響もあってか、とにかく一日でも早く肉体改造の結果が欲しいという若者ならではの焦る気持ちがステロイド剤へと駆り立てているのでしょう。

また、その一方で若干男性ホルモンの分泌量に衰えが見え始めた中年以降の世代でも経口ステロイド剤に対する心理的なハードルが下がりつつあるようです。

今回は以前にご紹介した初級者編から一歩先に進み、更に効果の激烈な経口ステロイド剤の恐ろしさについて語っていきましょう。

 

最も利用者の多い経口ステロイド剤

最も利用者の多い経口ステロイド剤

開発されたのはもう50年以上も前。にも関わらず現在でも最も使用者が多いと考えられているのが「ダイアナボル」というステロイド剤です。1970年代以降は米国のハリウッドでも使用者が急増し、アクション・スターのシュワルツネッガーやシルベスター・スタローンも愛用者だったとされています。

ダイアナボルはメタンジエノンという成分からできています。ダイアナボルの使用者はステロイド剤未使用者の約5倍から10倍のスピードで筋力を増強できるという実験結果があり、比較的値段も安いことから若者の間でいまだに人気が高いのです。

 

効果は抜群!副作用も酷い!オキシメトロン

効果は抜群!副作用も酷い!オキシメトロン

経口ステロイド剤の中でも最も効果・副作用ともに強力だとされているのがオキシメトロンです。現在ではダイアナボルを凌ぐ勢いで利用者が伸びており、その強力すぎる筋肥大効果は米国ではもちろん、日本でも問題になりつつあります。

オキシメトロンの使用者は通常の8倍以上のスピードで筋肉を育てることができます。しかしオキシメトロンは肝毒性が強く、体質的に合わない人が利用すると数日間で肝臓が破壊され茶色の尿が排出されるようになります。

また、女性化乳房や睾丸萎縮といっさ副作用も最も発生しやすく知識が未熟なまま安易に使用すると取り返しのつかないことになってしまうのです。

ダイアナボルもオキシメトロンも残念ながら日本では法律的には規制されていません。そのため合法的に誰でも購入することができるのです。

 

ステロイド剤の使用は底なし沼!

ステロイド剤の使用は底なし沼

前回、初心者編でご紹介したオキサンドロロンやトゥリナボルよりもダイアナボルやオキシメトロンは更に強い効き目を持っています。おそらく使えばほとんどの人が効果を実感できるでしょう。

しかし、効果の強さと比例して当然副作用もきつくなります。肝臓が破壊されてしまったり女性乳房化、ホルモンクラッシュ等恐ろしい副作用を受ける可能性は格段に強まるでしょう。

それでも一度ハマるとなかなか抜け出せないのがステロイド剤の恐ろしさなのです。人間の欲望は増幅する事しかありません。それは肉体をビルドアップする意味でも同様です。
とんでもない副作用を受け、ドクターストップが掛かるまで止められなくなる恐ろしさ。経口ステロイド剤はやはり禁断の、悪魔の薬だと言えるでしょう。

この記事の作者

加藤薩樹
加藤薩樹
フィットネス関連の記事をメインに執筆させて頂いております加藤と申します。トレーニングテクニックやサプリメント等々、全て自分で実践しハッキリと効果を体感できた情報だけを皆様とシェアしていきたいと考えております。 体が変われば心まで変わります。そしてハッキリ言ってモテるようになります!私の記事が皆様の充実したオヤジライフの一助となれば幸いです。宜しくお願い致します。
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