最近、疲れが取れない。いいモノないですか?はい、ありますよ!
- 2016/08/20
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疲れやすい。
朝、起きるのがつらくなった。ちょっとしたことで疲れやすくなった。何となく集中力が続かない。最近、こんなことを実感することはありませんか。今はまだ明確に自覚のない方でも、40代、50代と年齢を重ねるほどに、はっきりと自覚をする機会が増えてくると思います。でも、私たちの年代はまさしく会社や社会の中では中枢を担うべき世代であり、仕事に対する責任は重くなっていく一方です。そう、疲れた、だるい、集中できない、なんていっていられる環境ではないのです。
とは、いうものの身体が悲鳴を上げ始めているのは事実です。精神力だけではどうしても無理が生じます。何とか、「よし、あと少し頑張るぞ!」「ここが勝負どころだ!」ってときに効果的な方法ってないのでしょうか。
自然界に着目
世の中の動物の中には、私たち人間よりもはるかに小さな体と筋肉量しかないのに、信じられないような距離を泳いだり、飛んだりする動物が存在します。そう、渡り鳥や魚などですね。彼らはなぜ、あれほど小さな体で、人間ですら不可能と思われる距離をいっき移動することができるのでしょうか。あのパワーが私たちにもあれば、今感じている疲労感など一発で解消ではないでしょうか。
この点に着目した最近の研究の中でわかってきたのが、渡り鳥や魚の尾の筋肉に含まれている成分に、その秘密があることがわかってきたのです。
イミダペプチド
それがイミダペプチドというふたつのアミノ酸が結合した成分です。イミダペプチドは身体にさまざな悪さをするといわれている活性酸素を除去する、抗酸化作用に優れた成分で渡り鳥や魚は常にこの成分を体内で合成しながら運動しているので疲れないのだろう、といわれています。
気軽に疲労回復を期待できる方法として私たちがよく行うのが、ドリンク剤を飲むことですが、今販売されている主なドリンク剤はカフェインなどの成分で一時的に疲労回復を忘れさせたり、眠気を覚ますなどのものであり、どうにも私たちが期待しているものとは多少、距離がありました。
医学的にも証明
イミダペプチドは医学的にも疲労軽減が臨床レベルで確認されている成分で、これは私たちにとって救世主!ともいえるものです。じゃあ実際にイミダペプチドを身体の中に取り入れるためにはどうしたらよいのでしょうか。
イミダペプチドを多く含んでいる食品は鳥の胸肉、マグロなど、やはり長距離を移動する動物たちがあげられます。1日に鳥の胸肉を100g、1週間摂り続けると疲労回復に効果があった、との医師の報告もあります(参照:専門医が教える。疲労回復に効果がある食事とは? | マイナビニュース)。またイミダペプチドを含有したドリンク剤を飲むのもより手軽な方法として効果的です。人間の疲労を回復するためには最低でも200mgのイミダペプチドが必要といわれていますから、最低でもイミダペプチドの含有量が200mgあるドリンク剤を飲むことが重要です。