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危険度を増して来た日本製の安酒、ニッカ「クリア・ブラック」

  • 2017/10/31
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昔はあった、洋酒への憧れ

海外旅行へ出かけた人たちがお土産として持参するのは洋酒と相場が決まっていた時代がありました

その昔、海外旅行へ出かけた人たちがお土産として持参するのは洋酒と相場が決まっていた時代がありました。中でも「ジョニ黒」、今でも製造されている「ジョニーウォーカー・ブラックラベル」という銘柄が一番人気。
今、これを読んでいるオヤジの皆さんの中にも、1980年ごろの自宅のテレビ脇のキャビネットにジョニ黒が並んでいた記憶を持っている人は多いはず。

その記憶をもとに今、ジョニ黒を改めて試してみると、まあ何というかあまりにも平凡な味しかしないことに、ガッカリしたりするのです。

まあ、ジョニ黒といえば、飲みやすさを追求したブレンデッドウイスキーの代表格。シングルモルトのような個性的な味に親しんだ我々が、少々退屈と思ってしまうのはしょうがないかもしれません。

ジャパニーズ・ウイスキーはうまくなったと言うけれど

しかし、昔からウイスキーを飲みなれているような人たちにいわせると、とりわけスコッチは年々味が落ちているのは事実だとか。これには、ジョニ黒などブレンデッドウイスキーの味を構成していた蒸溜所の経営者が交代したり、倒産したりといったことが関係しているとのこと。
まあ、ありそうな話ではあるのです。

その一方で、年々味が良くなっているのがジャパニーズ、つまり日本産のウイスキー。
この背景には、数々の技術革新があるからだといわれているのです。

確かに日本産のウイスキーは美味いもの。犬助ももっぱら「山崎」や「白州」のノンエイジを愛飲しているのですが……ノンエイジとはいえ1本5,000円は大きな出費、乏しい小遣いの中でやりくりするのは厳しかったりもするのです。

そんな時に手を出してしまうのがニッカ「クリア・ブラック」。こちらは1本1,000円ぐらいで買えてしまいますから、大いに助かるのです。

実はうまいニッカ「クリア・ブラック」

ブラック・ニッカはハイボールにしてしまうと、アルコール臭さも飛んでしまい「クリア」ブラックという名前にふさわしい、癖のなさを発揮してくれます

アルコール臭いとか、単にアルコールに色を付けただけとか。
ウイスキー好きには散々ないわれようのブラック・ニッカなのですが、なかなかどうして、これがイケる。特にハイボールにしてしまうと、アルコール臭さも飛んでしまい「クリア」ブラックという名前にふさわしい、癖のなさを発揮してくれます。

加えて酔いが回るにつれて、不確かになる味覚……全然飲めてしまうのです。
「なるほど、近年のジャパニーズは美味いというけれど、これはブラック・ニッカも含めてのことなんだな」などと思いつつ、これではいけないと思ってしまいました。

酒は酔うためのものではなく……

酒は酔うためのものではない

ブラック・ニッカだけではありません。近年人気だというストロング系のチューハイもどき、これも良くない。もっというと「大五郎」とか「ガブガブ君」とか、この辺を炭酸で割ったものも良くありません。

なぜなら、これらは安酒のくせに美味いというか……炭酸で割ることで、隠せるようなマズさを持っているから。うまくはないけれど、口当たりだけはいい、だから酔う、酔えば味などわからなくなるの悪循環を作るからです。

これでは酒を楽しむことが目的なのか、酔うことが目的なのか、段々わからなくなってくるのです。
酔っ払ってバカ騒ぎをしても許される若者ならばいざ知らず、いい年になったオヤジならば酒を飲む以上、目的が酔うことになってはいけない、楽しむべきなのです。

ブラック・ニッカはヤバい……これに気がついた犬助は、代わりに学生時代によく飲んだサントリー「レッド」を先日購入してみました。まあ、これは別の意味でヤバい代物、炭酸ごときでは飛ばせないアルコール臭さが強烈なのは相変わらずなのです。

そして、レッドのアルコール臭さは酒は危険なものなのだという、当たり前のことを思い起こさせてくれるのです。

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アントニオ犬助
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みんなに嫌われるジジイを目指して、日々精進中!!
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