男女関係は「付かず離れず」がメガトレンド

  • 2019/02/10
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男と女は寄れば寄るほど離れたくなる

男と女は寄れば寄るほど離れたくなる
時々、巷で若者カップルがベタベタくっ付いているのを見かけます。
昔は恨めしくもあったような気がしますが、この頃ではその度に「こいつらはいつまで続くのだろう」と余計な心配をしてしまいます。
そうです、男女関係の経験者としてはそんなに距離の近い関係にいては、おいおい反発力が働き始めることを知っているからです。
ですが中には若い頃に押しが足りなかったのがこれまでの失敗の原因だとばかりに、ぐいぐい女性を引っ張ろうとする男性もいることもあるようです。
全く経験は人それぞれではありますが、共通して押さえておきたい言葉があります。
それは男女が長続きする関係を表現した言葉で「付かず離れず」と言うものです。
でもこれは漠然とした意味でしか理解していない人がほとんどでしょう。
もっと現実的にどこをどうすれば、そんな都合の良い適正な距離関係にいられるのか、この場を参考に検討してみてはいかがでしょうか。

 

「付かず離れず」のすすめ

現代のようにこれほど個が尊重されると、男女関係においてもそれぞれの価値観の独立性も維持されるべきでしょう。
そうでなくてはいくら仲良くてもそのうち窮屈な男女関係に陥ってしまいかねません。
それはアツアツデレデレの芸能人カップルが数年、10数年の時を経て、破局を迎えることも遠因として関係していそうです。
そんな有名人の影響を少なからずも受けているのが一般人でもあります。
他人事だと軽く受け流すより、これを避けるためにも「付かず離れず」のメリットを確認しておきましょう。

・メンタルが軽くなる
相手と適当な距離があると言うのは、実に気が楽なものです。
例えば食事にしても食べ物に好き嫌いがあるのは当たり前なのに、相手に合わせようとしたりすることも控えめでいられるのです。
独身時代のように外食であれば、別に違うものを頼みますから問題はありませんが、結婚するとメニューはほぼ統一化されます。
このことはわかっていても実際には、無理して相手の好みに合わせようと頑張ったりもするのです。
それも大体は、男性の方が無理をする立場になってしまうのです。
ここでダメなものはダメと拒否するのではなく、白旗を上げて降参するくらいの気持ちであれば好みの距離感も受け入れられやすくなります。

・駆け引き上手になる
「押してもダメなら引いてみな」と言われるように、女性も押しの一手で通用することも減っています。
相手によってはセクハラどころかストーカー呼ばわりまでされたりするのではないかと、戦々恐々としている男性陣だっているものです。
そこは相手が取りたい距離感を見定めることが肝要となるのでしょう。
自分のテリトリーは維持しながら、ニーズのある時には手の届く範囲にいてくれると言うそんな駆け引きを覚えることでしょうか。

 

何でも時代は「付かず離れず」

この「付かず離れず」を理解すると、あらゆる場面で応用が利きます。
応用して細くても長い関係をあちこちで結んでいれば、人生もより充実できる機会が増えようと言うものです。

・会社でもそう
今の時代、あまりくっ付かない方が良いのは、男女関係だけではありません。
会社の人間関係においてもそうだと思った人も多いでしょう。
上司や部下との飲みにケーションもほどほどに、そして会社自体にもそう執着する時代でもありません。
背負うものが軽くなってしまえば、それが気軽にコミュニケーションできる人間関係を産み出したり、会社に魅力を感じたりすることもあるのです。

・子供にもそう
子供に期待をかけてみっちり教育を仕込みたい気持ちもわかりますが、自由奔放に見守って伸び伸びと成長させてみたいものです。
その方が親として感謝されることにもなったりです。

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