筋トレ好き必見!BCAAよりも効果的?EAAって何だ?!
- 2016/11/10
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毎度お馴染みのBCAA!でもEAAは知らないぞ?
オヤジの筋トレのお供といえばプロテイン。そしてBCAAですよね。BCAAは日本語では分岐鎖アミノ酸と呼ばれ、バリン・ロイシン・イソロイシンという三種類の「筋肉にめちゃくちゃ深く関係している」アミノ酸の集合体の事を指します。
このBCAAは筋トレ中に飲んだり、減量期には筋肉の分解を防ぐために日中を通して少量ずつ摂取することが推奨されています。
ただ、最近の研究では筋肉の分解(カタボリック)を防ぐためにはBCAAが優れているが、筋肉を合成する作用(アナボリック)のためにはEAAの方が優れている、という結果が得られているのです。
そこで今回は、更なるトレーニング効果アップのために、BCAAだけでなくEAAにもスポットライトを当ててみたいと思います。EAAとBCAAを上手く使い分けることで、もっともっとカッコイイ体を最速で手に入れることができるんです!
EAAってこんなヤツ!
EAAはエッセンシャル・アミノ・アシッドの略です。日本語では必須アミノ酸と呼ばれています。必須アミノ酸とは人間が自分の体内では合成できないアミノ酸のこと。つまり食事やサプリメントから摂取するしか体内へ補給する方法が無いアミノ酸という事です。
EAAは、トリプトファン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、ヒスチジン、バリン、ロイシン、イソロシンで構成されています。このうち最後の3つはBCAAのことですね。
人間の筋肉(タンパク質)はこれら必須アミノ酸が揃わなければ筋肉として形作られることはありません。つまり、EAAを摂取するということは、筋肉の原材料をそのまま超効率的に体内へと取り込むことを意味しているのです。
トレーニング中はやっぱりBCAA!
ではトレーニング真っ最中に飲むドリンクとしてはEAAとBCAA、どちらが優れているのでしょうか。
ハッキリと答えを先に言ってしまうと、「トレーニング中はBCAAに勝る物無し」という結果になります。BCAAは他のアミノ酸同様、胃で消化される必要はありません。そのため素早く肝臓にまで到達するのですが、実はBCAAの場合は肝臓で代謝される必要すら無いのです。つまり、どこにも止まることなく一気に血中にまで流れ込み、筋肉内でエネルギー源として使うことができるのです。
EAAにもBCAAが含まれていることは先程述べた通りですが、BCAA以外のアミノ酸は多くが肝臓での代謝を必要とします。筋トレ中はできるだけ内臓器官には動いて欲しくない(血流が分散し無駄なエネルギーが使われてしまうため)ので、肝臓を動かす必要のあるEAAはBCAAと比べるとあまり好ましくないわけなんですね。
筋肉増量期には積極的なEAA摂取が効果的!
一方で、トレーニング中以外ではEAAに軍配が上がります。BCAAだけを飲んでいても筋肉を増やすためにはアミノ酸の種類が不足しています。EAAを摂取すると筋肉増量の効率が300%以上上昇するという研究結果もあることから、トレーニング中以外のタイミングではEAAをより多く摂るべきと言えそうです。
BCAAとEAA。それぞれ大切なアミノ酸系サプリメントですが、使うべきタイミングをしっかり守ることでより効果的にトレーニングの結果を得られるのです。これまでBCAAしか飲んでこなかった、というそこのオヤジ!今度はEAAも試してみてね。