相手と同じスタンプを使うミラーリング効果

LINEのスタンプを多用すると女の子に好印象を与えると言われていますが、これを愚直に実行して痛いおじさんになっている男性もよく見かけます。安易なスタンプの乱用は逆効果になる点にも注意が必要です。単にスタンプを多用していれば女子ウケすると考える浅はかさが透けて見えるのでしょう。

では、LINEで女子受けを狙うにはどの様にスタンプを活用すればよいのでしょうか。初心者の男性は、まずは「相手と同じシリーズのスタンプ」を使うことをお勧めします。女性にとっても見慣れたスタンプを送られると何故か親近感が湧くものです。これは、「同じしぐさをする相手に親しみを覚える」というミラーリング効果を利用したもので、ビジネスの場では昔から多くの人に使われてきました。有名な活用例としては「商談中に相手と同じしぐさをする」というものがありますが、回数を重ねることにより、潜在意識に「親しみやすさ」を植え付ける効果があるため、露骨なテクニックよりも有効です。ただし、全く同じスタンプのみを使用すると、クドいので、あくまで同シリーズの別スタンプを送るなど、多少の工夫は必要かもしれません。

馬鹿っぽいものは避ける

LINEのスタンプを選ぶ際に気を付けたいのが、あまりバカっぽくないものを選ぶ様にしましょう。ワンピースや流行りの芸人スタンプなどは人気ですが、テンションが高めのものが多く、女性にウケるとは限りません。ワンピースはそもそも女性は読んでいない可能性もありますので、アニメや芸能人など、知らない人にとっては何が面白いのか分からないようなものは避けた方が無難です。

いい歳したおじさんが若い女性へLINEのスタンプを送るなら、シュール系のスタンプがお勧めです。「馬鹿すぎない」「テンションも高すぎない」という点がポイントです。単に「お洒落」「可愛い」でも構いません。どうしてもLINEスタンプというと、「いかにウケるか」を重要視しがちですが、あまりギラギラと「これウケるかな」などと考えず、センスのよいものを選んだ方が女性からは好印象を得られることが多いものです。

どうせなら有料のものを使う

また、LINEスタンプは無料のもと有料のものがありますが、有料のスタンプも大した金額ではないため、慣れてきたら有料のスタンプを選ぶのもよいでしょう。LINE相手との関係にもよりますが、ある程度の回数をやり取りする様になると「この人いつもスタンプを送ってくるけど基本的に無料のばっかりなんだよね。別にいいけど何か貧乏くさい笑」という目で見る女性もいます。一番ダサい印象を与えるのは「必死なのにセコい」ことです。

また、「何が何でも有料のスタンプを買うべき」という意味ではありません。スタンプを多用すること自体、既に「必死なおじさん」という印象を与えるリスクをはらんでいるため、せめてスタンプくらいは気に入ったものを購入するくらいで丁度よいかもしれません。ただし、スタンプに頼り過ぎて「文字なし」のやり取りにならない様にだけは注意しましょう。