あなたも他人事ではない「社内不倫」の誘惑とリスク
- 2016/07/18
- モテ
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不倫するきっかけで多いのが社内での昇進
不倫をする男性とはどんな特徴があるでしょうか。「性に対して節操がない」「性欲が強すぎる」「若い頃からの女遊びがやめられない」など、いろいろと理由はあると思います。気共通しているのは「軽い男性」というイメージです。もちろん、不倫そのものは褒められたものではありませんが、いわゆる「不倫をうまくやっている男性」は、「家庭に痕跡を持ち込まない」「プロの女性だけを相手にする」など、そのコントロールもしっかりしているものです。
しかし、社内不倫という、非常にリスクが高い行為をする男性もいます。若い社員が同僚女性と仲良くなり、恋愛に発展する、といった健全な関係であれば問題はありませんが、「いい歳したオヤジが部下の女性と恋仲になる」というのは、あまりスマートとは言えません。
それでも「オヤジの社内不倫」がなくならないのには、理由があります。社内不倫のきっかけとして一番多いのが「昇進」だと言われており、昇進して責任ある立場となったにもかかわらず不倫をするのは、なかなか理解しがたい行為かもしれません。
この「役職デビュータイプ」の男性は意外にも多く、管理職としての権限を得たことで「まるで男性として全てを勝ち取ったかの様な根拠のない自信」を持ってしまうケースが一般的です。不倫はおろか、結婚前の浮気すら経験したことがない真面目な男性に多く見られます。
管理職として得た権限が不倫の欲求を生む
まず、他人から従順な対応をされた経験が少ない男性は、管理職として部下ができると、従順な女性部下に対して「この子は俺に好意的だ」という勘違いをして手を出します。頭では解っていても、女性部下の従順さに慣れていないだけに、徐々に支配欲が沸いてくる男性も多いのではないでしょうか。
管理職となると、採用を担当するシーンも増えてくるでしょう。面接でも好みの女性を採用する様になり、気に入った女性部下を無意識のうちに贔屓する様になったら、不倫への入口に片足を入れたといっても過言ではないでしょう。使える経費や外出のスケジュールもコントロールできるようになるため、あとはやりたい放題です。
権力を手にすることで人格は簡単に変わる
この様に、与えられた役割が自分の人格を変えるということは、「被験者を囚人役と看守役に分けて監獄に入れるとどんな行動をとるか」を観察したことで有名な「スタンフォード監獄実験」でも証明されています。この実験の結果は、「看守役の被験者は、より権力を行使する様になり、エスカレートして凶暴なふるまいをする様になり、囚人役はどんどん卑屈になる」など、役割が与える人格への影響を証明しています。
社内不倫の9割は周囲の従業員(特に女性)にバレていると言われており、いつの間にか社内で後ろ指を指されることにもなりかねません。スタンフォード監獄実験からも分かる様に、平凡な会社員にとって今まで得たことのない権力を持つことになる「昇進」は、自分を変える可能性があることを自覚しておく必要があります。