女性にヒットしている曲の歌詞に転がっている女心を知る

  • 2019/03/11
  • モテ
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ラブソングの今と昔で女心の変化を確かめる

ラブソングの今と昔で女心の変化を確かめる
女性の恋愛への向き合い方はいつの時代も基本は普遍なものでしょうが、それでもどことなくじわじわ変わっているのは鈍感な男性でも薄々とは感じていることでしょう。
大まかな年代別の傾向をまとめるとこんな感じかと思います。

・70年代
ざっくり70年代では、例えば「22才の別れ」が流行りました。
17才から付き合い始めた男性がいながら、22才にして他の男性と結婚してしまうと言う切ない歌詞になっています。
これは今の女性には受けない歌詞ではないかと思われます。
とにかく早々としっかりした男性と結婚しないことには世間の冷たい目も浴びてしまうとのプレッシャーのようなものさえ感じてしまうものになっているのです。

80年代
あの聖子ちゃんの詩を書いたのは、ほぼ松本隆のおじさんです。
こんな女心のわかるおじさんだったらとため息も出そうな詩を改めて読み直すと良いでしょう。
しかし、さすがにこれらも今では陳腐な感もあります。
可愛ければちやほやされていた時代背景がうかがえるような気もしてしまいます。

・90年代
バブルが天井から一気に崩れていくこの頃は、変化の激しい年代でした。
お金に揺らせられ消費中心の楽しさばかりを求めるかのような恋愛模様から、真っ直ぐな純愛を求める男女の姿を描写する作品への様変わりが目立っているようです。

・21世紀に入ると
バブルが弾けたのも昔の話ではありますが、いつまで経っても復活の兆しのない時代が延々と続いていました。
その間に携帯、メール、LINEなどとコミュニケーションツールこそ進歩して個人の距離感も縮めやすくはなりました。
しかし一見便利にはなりましたが、それだけ軽はずみなコミュニケーションも増えるなどこれまでには無かった欠点もあります。
かえって実際はなかなか距離を縮めづらくなったかのような悩み多き女性が目に浮かぶ歌詞も増えているようです。

 

今、チェックしておきたいアーチスト

・ドリカム
吉田美和の伸びやかな歌唱力ばかりに注目しがちですが、歌詞がわかるともっとその歌唱力までもが理解できます。
男女を超えて世代を超えて納得しやすい歌詞の世界が広がっていますので、勉強として導入するのに適した題材となるのではないでしょうか。

・西野カナ、aiko
どちらも男性にはあまりピンと来ないタイプの可愛さばかりが目に付くタイプの歌手ではありますが、女性には絶大な人気があります。
それは見栄えに負けないくらいの中身のある歌詞を世にプロデュースしているからです。
女性ならではの男性には知られざる醜い一面をも、表に出してくれているところなどに共感されていたりもしているようなのです。
でもあまりに若い女子中高生向けの歌詞ではないかとも思えて、チェックするのもはばかれてしまいそうです。
はっきり言って、そう思う男性は既に頭が固いと言えるでしょう。
20代、30代、さらに40代の女性からでも絶大な支持を得ているアーチストに違いないのです。

 

歌の世界などしょせん現実と違うとか思わない

しかしそもそもミュージシャンには現実とは離れた世界を歌詞に求めているだけで、これを現実にしようとする男性など浮世離れしたようで気恥ずかしくもあるでしょう。
ところが男性が思うより、女性はいたって現実として求めていることに気が付くべきです。
ただ単純にヒット曲を追いかけていると、そこにある時代の女心を先取りしていける自分にも気が付いてしまうのではないでしょうか。
問題はそれにはメロディだけ覚えて、カラオケで歌えるようになるのとは違うことです。
必ず歌詞をネットなどでチェックし、じっくり堪能するようにしなければ意味がないのです。
そうすれば女心にいつも気を遣うようにもなり、女性が受け入れやすい繊細な神経の男性として大切にされることでしょう。

 

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