稀勢の里はもうだめなのか?過去にどん底から復活した横綱はいるのか?

  • 2018/12/04
  • ライフスタイル・娯楽
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  • 松村 昴
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引退危機の稀勢の里

稀勢の里には「もうだめなのか?」という声があり、引退危機となっています。なかには、「引退するべき」という意見まであり、稀勢の里はまさに危機的な状況となっているのです。

そこで気になるのが、稀勢の里は本当にもうだめなのかでしょう。まだまだ頑張って欲しいファンもいるはずです。実は、過去にはどん底から復活した横綱も存在しています。今回は、稀勢の里の状況に加えて、過去にどん底から復活した横綱たちについて紹介していきます。

引退危機の稀勢の里

 

稀勢の里の現状とは?

稀勢の里の現状は、とても厳しいです。8場所連続休場をしたことで、横綱としての進退が問われていた稀勢の里は、9月場所で10勝を挙げたことで横綱として最低限のラインをクリアしています。

しかし、11月場所では初日から4連敗し、5日目から休場してしまったのです。横綱が初日から4連敗は、1931年の1月場所以来のことであり、1場所15日制となった1949年夏場所以降は初となっています。このような状況になったことで、稀勢の里は再び横綱としての進退を問われることになっているのです。

相撲ファンなどからも「引退すべき」との意見があるなど、稀勢の里にとって厳しい状況が続いています。「もうだめなのか?」との思いが、ファンの中にも芽生えていることでしょう。しかし、諦めるのはまだ早いです。過去には、どん底から復活した横綱もいるのです。

稀勢の里の現状とは?

 

過去にどん底から復活した横綱!

<貴乃花>
平成の大横綱として名高い貴乃花は、どん底から復活した横綱の1人です。貴乃花は、幕内優勝22回もしている大横綱なのですが、成績不振に陥った時期があります。

1994年11月場所で横綱昇進を決めた貴乃花は、横綱となったからも常に優勝争いに加わっていました。しかし、1996年に巡業中に背筋を肉離れし、11月場所の前日に急性腸炎によって入院して全休するなど、貴乃花に陰りが見え始めます。

そして、1998年9月場所の優勝以降、病気やケガの影響で優勝から長らく遠ざかったのです。何とか勝ち越しを決めるという場所が多くなり、全休した場所もありました。もうダメだと思われていたのですが、2001年1月場所で14勝を挙げて約2年半ぶりの復活優勝をしているのです。

まさに、病気やケガにより味わったどん底から、貴乃花は見事に復活して見せたのです。さすが、平成の大横綱と言われるだけのことはあるでしょう。

<北勝海>
現在の日本相撲協会理事長の八角親方も、復活した横綱の1人です。八角親方は、現役時代は北勝海の四股名で活躍しています。北勝海は、1987年5月場所で横綱昇進を決めました。同年には年間最多勝に輝いており、横綱としての役目を務めます。

しかし、翌年の1988年の5月場所中に腰痛を悪化させ、千秋楽に自身初の休場をしたのです。その後、腰痛の影響から3場所連続の全休をしており、北勝海はどん底を経験しています。

しかし、復活をかけて1989年1月場所に出場。初日から14連勝し、千秋楽こそ敗れるも優勝決定戦で勝利して完全復活を成し遂げているのです。北勝海は、腰痛のリハビリに1日8時間も費やしていたとのことであり、まさにどん底から這い上がって復活している横綱なのです。

過去にどん底から復活した横綱!

 

稀勢の里の完全復活に期待したい!

稀勢の里は、現状とても厳しい状況となっています。ファンの中からも「もうだめなのか?」という声が聞こえてくるほどです。しかし、過去にはどん底から復活した横綱もいます。

代表的な横綱としては、貴乃花や北勝海などが挙げられます。どちらも、ケガや腰痛などに悩まされ、休場も余儀なくされた時期があるのです。しかし、見事に復活優勝を成し遂げており、どん底から復活しています。

それを考えれば、稀勢の里もまだ復活する可能性があるのではないでしょうか。すでに進退を問われる立場である稀勢の里ですが、来場所の奮起に期待しましょう。

この記事の作者

松村 昴
松村 昴
大学生時代からギャンブルを愛するフリーライター。 競艇・競馬・カジノがとくに大好き。 現在は全国24競艇場を旅しながら記事を執筆中。 趣味はアウトドアでキャンプやサイクリングで気分転換。
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