トップ選手は裏でこんなにもドーピング検査と戦っていた
- 2018/11/08
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ドーピング検査はトップに立つための試練
日本を代表するトップアスリートの華やかさは眩いばかりです。
東京オリンピックを控え、ますます期待もかけられて本人たちはプレッシャーもあるでしょうが、嬉し恥ずかしと言ったところかもしれません。
でも、それはひとえに並みはずれた厳しいトレーニングの賜物でもあります。
そしてドーピング検査との戦いも制しているのです。
もちろんドーピング検査はトップアスリートでなくても、競技の参加者全員が受けるものではあります。
しかし、聞けばどうしてこんな華やかである意味芸能人並みのトップアスリートが、こんな仕打ちを堂々と受けているのかと愕然とさせられるものでもあるのです。
公表されている限りの実態を少しばかりピックアップしています。
ドーピング検査の方法
ドーピング検査は、競技が終わった直後に検尿をするのが通常です。
それでも競技直後のフラフラな状態で、尿が調子よく出るかも疑問です。
・奇襲攻撃がある
そしてそればかりと思っていたら大きな間違いです。
もっと大きな負担になっているのが、抜き打ち検査をされることです。
それは何の前触れも無しにある日突然、ドアがノックされ検査員が訪問してくると言うもののようなのです。
このため、3カ月間後までの所在地と検査しても良い時間帯を検査側に通知しておく義務があるのです。
有名選手のドーピング検査体験談
・錦織圭(テニス)の場合
しばらくの療養の後、復帰した今シーズン、世界一豪勢な大会ともされるATPファイナルツアー出場も確実となっています。
彼が言うには「ドーピングをやりながらファイナルツアーに出られる成績が残せるはずもない」とのことです。
それほどハードなスポーツに、ドーピングで誤魔化しは効かないと言う意味なのでしょう。
身体の小さな日本人が世界ランキングを一気に登っていた頃は、特に頻繁にドーピング検査の対象になったようです。
検査可能時間を朝の6時から7時までと申告しておいたせいもありますが、早朝から押し掛けられるのは気分良くはないでしょう。
・伊達公子(テニス)の場合
これも申告しておいた検査可能時間とは言え、検査員が現れたのは夜の10時も回る頃、それはトイレを済ませて丁度ベッドに入ったところだったのです。
当然、出るものも出ないので寝る前なのに夜な夜な水をガンガン飲んだのですが、怒りで尿意もかき消されてしまう状態だったのです。
と言って検査員もそれが仕事なのでしょうから、帰りもせずに夜中の3時になってやっと検査が終了したらしいのです。
規定量に達しないからとマニュアル通りだからと人の睡眠時間を奪ってまでのドーピング検査に頭にきて警察も呼んだそうです。
翌日の練習にも影響が出るような検査がまかり通るようでは、アスリートファーストではありません。
もっと大きな問題として取り上げても良いでしょう。
・青木愛(シンクロナイズドスイミング)の場合
合宿中にドーピング検査があると、水着のままトイレで採尿させられます。
と言うことは、トイレの中で全裸状態で尿を出すことになります。
それを女性とは言え検査員がしっかりチェックをする訳ですから、もはや変なAV女優のようではありませんか。
運が悪ければ男性の検査員に当たることもあるそうですので、ちょっとだけ検査員が羨ましくなったりもしていまいそうです。
・松本薫(柔道)の場合
本人の尿か確認するため、良く見えるように立ちションをさせられ、それを下から覗き込まれると言うこれも3流のAV並みのシーンを演じさせられたようです。
こうなってくると厳格厳正を錦の御旗に立てながら、悪趣味に走っているとしか思えないような様相さえも呈しているのではないでしょうか。