オヤジでも文句なく勝てるボウリングというスポーツ

  • 2018/11/06
  • ライフスタイル・娯楽
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ボウリングはいま静かなブーム?

オヤジ世代でも上の年齢層に入ると「中山律子さん」を思い浮かべるのがボウリングというスポーツでしょうか。最近になってオヤジの仲間入りをした人にとっては、P☆リーグの出場者より古い女子プロには馴染みがないかも。

中山律子さんが全盛の頃は、日本の至るところでボウリングが盛んに行われたものです。それこそ大ブームだったわけですが、現在の状況では到底イメージできないものといえます。

ボウリングはいま静かなブーム?
ブームが去ったことで、一時は消滅の危機?がささやかれたボウリングですが、その後もしぶとく生き残り、現在は若手女子選手からなるテレビのリーグ戦、P☆リーグなどの人気もあり、静かなブームといえる状況です。

ボウリングは、レーンにボールを投げて、その先に10本並んだピンを倒すという非常にシンプルなゲームです。それだけに、誰にでもできる大衆スポーツの要素を持っています。

しかし、一方で、専用のボールは結構な重さを持っており、非力なオヤジではコントロールもままならないケースがあります。ただ、投げ方は自由なので、両手で持って転がすのもOK。

ボウリングの面白いところは、どんなに不恰好な投球フォームであっても、10本のピンが倒れる可能性があることです。逆に、玄人っぽい投げ方であっても、何本か残ってしまうことが珍しくありません。

念のため解説しておきますと、ボウリングは1ゲームあたり各自10個のフレームで得点を競います。フレーム毎に10本のピンが配置されます。1フレームあたりの投球数は2投までです。1投で10本倒せば「ストライク」といい、1投目で残ったピンを2投目で全部倒せば「スペア」と呼びます。スペアを取れないとオープンフレームと呼び、得点が低くなってしまう要因です。

ただし、第10フレームのみ最大3投となっており、ストライクが続く限り新たに10本セットされます。つまり、9フレーム目まではストライク1つで終りますが、10フレーム目はストライク3つを出せるのです。これを「パンチアウト」と呼びます。

若手女子選手からなるテレビのリーグ戦、P☆リーグなどの人気

 

老若男女で条件は同じ

1ゲームでオールストライクとなると、9フレーム目までの9つと、10フレームの3つで合計12個のストライクを出すことになります。この場合、パーフェクトゲームとして300点という最高得点を得ることになるのです。

ボウリングは、他のスポーツと決定的に異なり、ある程度の力があれば最高得点をマークすることが可能なゲームです。つまり、屈強なオヤジであろうと、ちいさな女の子であろうと、同じ条件で戦うことも可能となります。

300点より高い得点は存在せず、女子プロでも十分300点を目指せる競技がボウリングなのです。

このことは、オヤジであっても頑張ればそこそこ勝負になることを意味しています。もちろん、プロボウラーと互角に戦えるほど甘いスポーツではありませんが、マックスは300点なのです。

そして、300点の必要十分条件はストライクを12個並べること。ヘナチョコボールでも10本倒れることを考えれば、オヤジ特有の知性とテクニックでパーフェクトも狙えるというものでしょう。

老若男女で条件は同じ
実は、オヤジでもボウリングで戦える背景にはレーンコンディションがあります。レーンには油が塗られていますが、油のない部分や、ゲーム中の油のつき具合の変化により、レーンの状態が変わるのです。曲がるボールを投げるプロや上級者の場合、この微妙な変化を読み違え、大きくスコアを落とすことが珍しくありません。

その点、直球勝負のオヤジなら、受ける影響も小さく修正もしやすいというものです。あとは実際に投げてみるのみ。一定のスコアより上に行くには壁があるかもしれませんが、それもボウリングの楽しみです。

うまくやればプロに勝てるかも?
望みを高く持って、夢はオリンピック選手です。さぁ、オヤジもレッツ!ボウリング。

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