プロスポーツチーム、これだけはチェックしておきたいマスコット3選
- 2018/10/19
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チームマスコットはゆるキャラの元祖か
今や人気過剰気味、供給過剰気味のゆるキャラブームの火付け役になっていたのが、プロスポーツチームのマスコットにあったのではないかとも思われます。
それではそもそもプロスポーツチームは、どういうコンセプトでマスコットを持っているのでしょうか。
経営への効用については、以下のようなものもあるでしょう。
そして数あるマスコットの中から特徴あるものを3つだけ抜粋していますので、その面白さを堪能していただければと思います。
・集客力アップ
総じてプロスポーツには興味の薄い女性層を客として引き込む働きは大きなものがあるようです。
スポーツ自体は見ても良くわからないけど、とりあえず現場で生マスコットに会ったついでに試合を楽しみにするところからファンも増えたりするのです。
・グッズ販売
グッズ販売収入も甘く見るものではありません。
くまモンほどの売り上げは無くても、セールスポイントとなるマスコットがいるといないとでは、グッズ販売店の活気も違うのです。
Jリーグで注目されるマスコット
・大分トリニータ
ニータンと言うおよそ足の鈍い亀をモチーフにしたスポーツチームは他にありません。
それが足の速さが大きな武器になるサッカーチームで採用されているのは世界にも例を見ないのではないでしょうか。
登場するのに台車に乗せられて運んでもらいながら、本人はニコニコした表情しか見せないのも唯我独尊的な存在になっています。
ここにあるのは、亀のように一歩一歩前進し最後にはウサギをも追い抜いてしまうと言うコンセプトなのです。
2007年に一般公募で選ばれたものですが、頭と胴体がほぼ同じくらい頭でっかちな赤ちゃんのような身体のバランスも思わず笑えてしまいます。
当初はマスコットとしては否定的な意見もありましたが、今ではすっかり定着し切っています。
ガツガツ勝利にこだわらずコツコツ歩めば結果が付いてくるのだとでも言わんばかりの強烈なイメージさえあります。
・愛媛FC
一平くん(いっぺいくん)は、見た目がカエルなのですが、なぜ愛媛FCがカエルをモチーフにしたのか疑問に思う人もいます。
実は一平くんは愛媛FCのマスコットと言う訳ではありません。
愛媛FCには地元特産のみかんをモチーフにした「オーレくん」「伊予柑太」「たま媛ちゃん」と公式マスコットは揃っていたのです。
一平くんは、元々は地元で有名な飲食店「ゆうゆう亭」のマスコットに過ぎなかったのです。
そのゆうゆう亭が愛媛FCの公式スポンサーになってから、愛媛FCの試合で出没するようになってから人気が出たものです。
イベントに登場する度に何かのきっかけで倒れて担架で運ばれるお決まりのパフォーマンスが有名になりました。
ですから、愛媛FCもサポーターとして扱っていましたが、あまりの人気で準マスコットとしてグッズも販売するようになりました。
現在、正式には愛媛朝日テレビの広報大使と言うことになっています。
プロ野球で注目されるマスコット
・中日ドラゴンズ
プロ野球界屈指のアクロバティックな動きをするので有名なマスコット、ドアラがいます。
可愛いお面を付けながらマスコットにあるまじきバク宙なども平気でこなすのですから、中の人の運動能力にも感嘆してしまいます。
ドアラはコアラをモチーフにしていますが、これは日本に1984年、初めてやって来たコアラが名古屋の東山動物園だったことに由来しています。
その後、1987年からホームラン人形などに使われたコアラの人形が既にドアラと呼ばれていたのです。
そのまま1994年にマスコット化したのがドアラなのです。
無口で引っ込みがちながら内に秘めたファイトをアクションで前面に打ち出す姿は、巨人と阪神の間で目立たないチームの気合を示しているようでもあります。