大相撲の給料事情!優勝するといくら貰えるの?

  • 2018/10/15
  • ライフスタイル・娯楽
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  • 松村 昴
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気になる大相撲の給料事情!

大相撲界は話題が尽きません。貴乃花親方が引退したと思ったら、今度は貴ノ岩が元横綱・日馬富士に約2400万円の損害賠償請求をしていたことがわかりました。この損害賠償請求には、「高額」「妥当」などの意見があるわけですが、それだけに気になるのが大相撲の給料事情ではないでしょうか。

大相撲の給料事情を知ると、力士が上位を目指して一所懸命になる理由がよくわかります。そこで今回は、大相撲の給料事情などを中心に紹介していきます。

気になる大相撲の給料事情!

 

大相撲の給与システムとは?

大相撲の力士の給与システムは、基本給と各種手当によって構成されています。しかし、基本給があるのは、十両以上の力士となっています。十両以上の力士のことを「関取」と呼ぶのですが、関取になることによって待遇が一気に変化するのです。

手当には、「本場所特別手当」「出張手当」「力士報奨金」など様々な手当があります。もちろん、「懸賞金」も力士にとっては大きな収入のひとつです。

 

関取の基本給が凄い!

十両以上の力士である関取は、基本給だけで凄い金額となっています。十両というだけで、月給約100万円となっているのです。前頭になれば月給約130万円、三役になれば月給約170万円となります。そして、大関なら月給約234万円、横綱なら月給約282万円となっているのです。

十両になるまで基本給がないことを考えれば、いかに関取になることが力士にとって重要なのかがわかります。また、十両以上の力士は基本給に加え、各種手当も手に入れることができるため、年収は余裕で1000万円を超えることになるのです。ちなみに、横綱になれば基本給と各種手当に加えてイベント出演料や後援会からの援助などを合わせれば、1億円以上の年収になると言われています。

関取の基本給が凄い!

 

幕内で優勝するといくら貰える?

力士の収入で忘れてはいけないのが、幕内で優勝した場合です。幕内で優勝すると、それだけで1000万円が支給されるようになっています。歴代最多の幕内優勝回数を誇る白鵬は、これまで41回も幕内優勝をしています。つまり、これだけで4億1000万円も支給されているのです。

ちなみに、本場所で活躍すると三賞(殊勲賞・敢闘賞・技能賞)に選出されることがあります。三賞は、いずれの賞も200万円となっています。三賞は、ダブル受賞やトリプル受賞などもあるのですが、トリプル受賞となれば600万円もの賞金を手に入れることができるのです。

 

実は退職金も凄かった!

実は、力士は退職金もまた凄い金額となっています。また、退職金は「力士養老金」「勤続加算金」に分類が可能です。力士養老金は、十両以上に昇進した力士のみ支給されます。連続加算金は、幕内で連続20場所以上もしくは、幕内通算25場所以上の出場で支給される資格を得ることができます。

力士養老金は十両で475万円、横綱なら1500万円とこれだけで凄い金額となっているのです。ちなみに、横綱や大関が現役引退をしたときには、理事会の決議で特別功労金が支給されます。金額は非公開なのですが、1億円前後と言われています。大関・横綱になるのは大変ですが、力士が大関・横綱を目指す理由がよくわかります。

実は退職金も凄かった!

 

大相撲に注目しよう!

大相撲は色々な話題が尽きませんが、給料事情もなかなか凄いです。十両以上の力士は「関取」と呼ばれ、給料が一気に高くなります。それだけに、力士が上位を目指して一所懸命なのも納得です。

また、これだけの金額を考えると、貴ノ岩が元横綱・日馬富士に約2400万円の損害賠償請求をするのも理解できます。大相撲の給料事情を知ると、本場所の見方も少し変わってきます。力士が本気で勝ちたいという気持ちが理解できるはずです。ぜひ、今後も大相撲に注目してみてください。

この記事の作者

松村 昴
松村 昴
大学生時代からギャンブルを愛するフリーライター。 競艇・競馬・カジノがとくに大好き。 現在は全国24競艇場を旅しながら記事を執筆中。 趣味はアウトドアでキャンプやサイクリングで気分転換。
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