五輪新種目に選ばれたスポーツクライミングってどんな競技なの?

  • 2018/08/14
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新種目・空手形でメダルが期待される女性アスリート

新種目・空手形でメダルが期待される女性アスリート
「スゥープァーリンプゥェーィ!!(スーパーリンペイ)」
こんな、けたたましい声がテレビから流れてきたときには、何が起こったのか全く理解できなかったのですが……その時、別に見る訳でもなく付けられていたテレビに映し出されていたのは空手の国際大会の様子。
冒頭の雄叫びとともに「形」を披露していたのが、うら若いショートカットの女性。

何しろ私・アントニオ犬助が、空手の形なる競技を観るのは初めてのこと。
全く予備知識もなく眺めていましたが、清水選手の体軸が全くぶれない演舞には、凛々しいルックスとあわせて思わず見入ってしまったもの。
聞けば、彼女は来る東京オリンピックで新たに採用された「空手・形」の競技でメダルを大いに期待されている選手だそうですね。

 

スポーツクライミングは大きく分けて3種目

スポーツクライミングは大きく分けて3種目
同じく女性アスリートで注目を集めているといえば、こちらも東京オリンピックの新種目、スポーツクライミングの大場美和選手。
「リポビタンD」のCMで、レジェンド・三浦知良氏と共演していた彼女は「ボルダリング」を披露していましたが、スポーツクライミング=ボルダリングだけではありません。「ボルダリング」、「リード」、「スピード」の3競技、そしてそれらの総合で決まる「コンバインド」があるのです。

「ボルダリング」とは高さ4、5mの壁に設けられたコースを、次々とクリアしていく競技。いくつのコースを、何回のチャレンジでクリアしたか? が競われるもの。
「どう考えても無理だろ」という位置に、設けてあるホールド(足場などのとっかかり)に反動を利用して、手をかけたり足をかけたりといった戦術を要求される競技です。

 

一番面白みがあるのは「スピード」か?

次に「リード」とは、一定時間(6分間)で登った高さを競うもの。ここでももちろん戦術は必要となりますが、それよりも要求されるのがバランスの良さとタフネスさでしょうか? ちなみに、選手たちが挑戦する壁の高さは12m以上。コース上には180度を上回る傾斜が、選手たちを振り落とそうと待ち構えています。

そして「スピード」とは、その名の通り速さを競うもの。
複数の選手が同じ位置にホールドがあるコースにヨーイドンで挑戦し、一番最初にゴールまで達した選手が勝利という、最も動きがある上にダイナミズムもある競技。コースの高さは15m、そこをスルスルととんでもないスピードでよじ登っていく様はリアル・スパイダーマン。誰が勝ったのか素人目にもわかりやすいので、犬助が一番好きなスポーツクライミングの競技でもあります。

ちなみにリードとスピードには命綱は必須ですから、落下しても危険性は低く押さえられているものの、方や高さ12m、もう一方は15m。そこを文字通り身一つで登っていくのですから、高所恐怖症の気がある犬助など、想像するだけでクラクラしてしまうのです。

 

もちろん、それらのハードルは高い!!

もちろん、それらのハードルは高い!!
さて、犬助はオヤジ体型になるのを防ぐべく、日頃ジム通いをしているのですが、よく人に聞かれるのが「体を鍛えてどうするの?」ということ。確かに、太さや厚みを増してきた体を見るにつけ「一体どこへ向かっているのだ?」と、自分でも不思議になっていたのです。

そこで、思いついたのが注目を集めているボルダリング。
ボルダリングならば高さは知れていますし、大場選手のような可憐な女子がやっているのだから犬助でも可能だろうと思い、軽い気持ちでボルダリングジムの扉を叩きそうになりました。

しかし、その前に気がついたのが、大場選手の異様に発達した肩周りや前腕の筋肉。
可愛い顔をしているとっても、そこはやはりアスリート。犬助などが軽い気持ちで挑戦して良いものではないと、大いに自身を諌める結果となったのです。

もしもボルダリングに挑戦するならば、大場選手に負けない筋肉を手に入れてから。そんなことを思いながら、犬助は今日もマシンに挑むのでした。

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アントニオ犬助
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みんなに嫌われるジジイを目指して、日々精進中!!
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