やっぱりスポーツはゆるい方がいい
- 2018/07/02
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世界ゆるスポーツ協会活躍中!
座ったら立つのがメンドクサイ。そんなオヤジがチェックするのは、ゆるスポーツです。観戦するだけなら、サッカーワールドカップやオリンピック、ワールドベースボールクラシックなど、何でもOK。しかし、自分がやるとなれば、できるだけ激しい動きをしないで、血圧の上昇も抑えられる。そんな自分にやさしいスポーツがよいのです。
それが、ゆるスポーツ。
世界ゆるスポーツ協会のおかげで、ニッポンにはたくさんのゆるスポーツがあることを知るのです。
ゆるスポーツの中でも、割と有名になったのが、紙相撲の音声版ともいうべきトントンボイス相撲」そして、こたつに入って湯呑みでデジタルみかんをゴールする「こたつホッケー」
なぜかスポーツに見えない競技が目白押しとなっているゆるスポーツの世界です。そして、新しいゆるスポーツが、いまこの瞬間にも誕生しているかもしれません。それが、ゆるスポーツの醍醐味でもあります。
さて、そんなゆるスポーツの中から、いま注目の競技がこちら!
「イモムシラグビー」
正式には、IMOMUSHI RUGBYと書くみたいです。このイモムシラグビーですが、ラグビーと付いているように、楕円形のラグビーボールをゴールに運ぶ競技となっています。得点シーンは、本家のラグビーと同様に、トライゾーンでボールを押さえます。
ただ、違うのは選手全員が専用のイモムシウェアでプレーする点です。イモムシですので、
立ち上がって走るなんてできません。転がるかにじり寄るか、イモムシの気分でトライを目指します。
5人ずつのチームで、前後半各5分が試合時間。このくらいの時間なら、普段あまり動いていないオヤジにも、十分に耐えられるのではないでしょうか。イモムシウェアを着ている分だけシンドイかもしれませんけれど。
ブラックホール卓球
ゆるスポーツ2つめのご紹介は、ブラックホール卓球です。また、ナゾな名称のスポーツの登場といった感じですが、このブラックホール卓球、YouTubeに自身のプレーをアップしている人もいるので、見てみると面白いですよ。
では、早速ブラックホール卓球の内容ですが、基本的には卓球です。他のゆるスポーツの場合、本家があるスポーツでも、かなり本家と異なる様相を呈するものが多いのですが、このブラックホール卓球については、パッと見、卓球です。
ルール的にも本家の卓球とあまり変わりません。しかし、ひとつ大きな違いがあります。それは、ラケットの真ん中に穴が開いていることです!
このラケットを使ったら、伊藤美馬選手や石川佳純選手、平野美宇選手が相手でも、互角に戦えるのではないかと思えるほどのインパクトがあります。まさにブラックホールです。
そして、穴あきラケットにはS、M、L、LLの4種類のサイズがあります。もちろん、ラケットの大きさではなく、穴の大きさです。ダブルスでは、SとLLのチームと、MとLのチームとで対戦します。そのままでは不公平なため、11点マッチの6点になるとラケットをチェンジします。
また、シングルスでは、Sサイズからはじまり、得点の経過とともにサイズアップするという仕組みです。3点でM、6点でL、9点でLLに替えます。
ジャストミート!と思ったら、華麗に穴からボールがスルー。ちょっとストレスになりそうな予感もありますが、ここが見所のため、みんなで一斉に「ナイスホール!」の声をかけましょう。
ブラックホール卓球のよいところは、老若男女が一緒にゆるやかにプレーできることです。専用の道具がなくても、それっぽい台とネットになるもの、お手製穴あきラケットとボールを用意すれば、すぐにはじめることができます。人数も2人いればOKという、とてもお手軽なゆるスポーツです。