努力型人材を金メダル級に開花させる4つのコツ

  • 2018/02/27
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  • のりき 夢丸
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信州の星・小平奈緒選手おめでとう

信州の星・小平奈緒選手おめでとう
平昌五輪で悲願の金メダルを獲得した小平奈緒選手。
地元の星としてかなり前から応援していたオジサンとしては、ホッとするやらうれしいやらで、いまだに親せきの子が活躍したかのようなヘンな安堵感に包まれている。

彼女は連日ご覧いただいたとおりの素敵な女性で、しかも無類の努力家であった。
そんな彼女が苦しい時代を経て、大輪の花を咲かせるまでの道のりを振り返ったとき、言葉の端々に現れる「努力家ブレイクポイント」の瞬間をまとめておこう。

 

十分にのびしろがある分野へ注力させる

十分にのびしろがある分野へ注力させる
小平選手の前回ソチ五輪での成績はというと、500Mで5位、1000Mでは13位であり、さらに前々回のバンクーバー五輪では、パシュートでは銀を獲得したものの、個人では500Mで12位、1000Mと1500Mでそれぞれ5位に終わっている。

努力型の人は一途に目標へと向かう力は持っているので、その道のりは少し長い方がよい。
たとえば「銅メダルまでは取れたけれどあと少しで金だった」種目で細部を突き詰めるよりも、一度メッタメタに跳ね返された分野で再起を期する方が、自らの努力を大きめの力に変え、さらにそれを実感できる好循環へと進化させやすい。

 

人生の大選択を意外と早い時期に済ませる

人生の大選択を意外と早い時期に済ませる
小平選手が「人生で一番緊張した瞬間」に挙げているのは、五輪のスタート前でもなければ、オランダ修行へ旅立った日でもなく、もっと以前の「信州大への入試当日」だと話している。
コーチが在籍している国立大へ、しかも一般入試を通って信大に行く…スケートのためとはいえ、針の穴を通すような「一本道」を高校生が選んだという事実は、

▼それが正しいなら、努力家の人には、早い時期に大きな選択をさせるべき
なのかもしれない。
努力は、正しい道に使ってこそ報われる努力なのだから。

 

道を究めるのか指導を受けているのかを混同させない

道を究めるのか指導を受けているのかを混同させない
小平選手がスケートに限らず、他のスポーツの動きやトレーニングを練習に取り入れたのは、意外と最近のことになる。
あれを見てつい「室伏広治の境地に入ったか」と思ったのは私だけではないだろう。

天才型にはどちらかといえば「感覚派」が多く、積み重ねよりも「感覚の再現性」に練習の重きを置き、また不必要なものを排除することにも優れている。
しかし、努力型にこの「感覚」「応用」から入らせようとすると、ひとつのことに没頭しがちな性格が災いして、高度すぎること、必要ないことに時間を割いたり、疑問を感じながらの練習に気が乗らなかったりと、あまりいい結果にならない。

努力型もいつかは彼女のように「感覚をつかむ」境地に入れる。
が、そこまでは努力型が基本的に得意な「反復と振り返り」を欠かさず続ける方が成果となりやすい。

 

家族、周囲の見守りはおおらかに

家族、周囲の見守りはおおらかに
競技後の記者会見で小平選手は「家族がおおらかに見守ってくれた。子供時代に興味のあることをどんどん伸ばしてあげてほしい」という主旨のメッセージを残していたのが印象的だった。
また病院所属のままオランダに行きたいと希望したときも、病院側から「行っておいで」と快く送り出されたことはよく知られている。

小平選手のご家族は、それはもうおおらかオーラ全開の父上はじめ、みなさんが彼女のよき理解者であるとともに「娘にはまず人として大切なことを学んでほしい」と、あえてスケートではないことをよくしつけたという。

努力家の人に声をかけるのは「無用」だと、最近特に言われる。
自分より努力することに優れている人には「もっとがんばれ」ではなく、百歩譲って「がんばっているね」だろう。
日本人はこれがヘタだけどね。

視界が狭くなりがちな努力型の人が、息抜きできる場所といえば「専門分野の情報が何も入ってこないところ」。
家族であったり、友人であったり、趣味であったり、お気に入りの店であったり。
細かい寄り道までとがめて、本業へまい進させようとするのは、百害あって一利なしなのだろう。

この記事の作者

のりき 夢丸
のりき 夢丸
馬と日本酒と時代劇をこよなく愛するフリーライター。 モットーは「人の行く裏に道あり花の山」。 最近はドローンに興味津々の毎日。 競馬血統ブログ「ほぼ毎週競馬ナビ」にて執筆中。
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