サッカーと野球との違いに学ぶ、違いをわきまえること
- 2018/01/07
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サッカーの躍進振りを受け入れているか
スポーツ界ではJリーグ誕生から、はや4半世紀が過ぎようとしています。
この間、野球全盛だった日本のプロスポーツ界もその模様が変わって来ました。
サッカーと野球は極めて対照的なスポーツです。
そのせいか、野球派はサッカーを毛嫌いする傾向もあります。
しかし野球にはない良い面がありますし、その逆もまたあるはずです。
お互いの良い面がわかってしまえば、スポーツニュースでもどちらのスポーツの報道も快く堪能出来そうなものでしょう。
好きなスポーツだけのニュースしか見ないとか、そのスポーツを子供にけしかけるようになっては偏屈なオヤジでしかないのです。
野球の難点を突く
野球は極めて異質な団体スポーツです。
団体スポーツでありながら、そのプレイのほとんどは投手と打者との1対1の対決でしかありません。
野手はたまに自分の方に飛んでくるボールを処理するくらいでしかスポーツらしい動きは無いのです。
もちろん、ボールが飛んでこないうちからの守備位置の取り方、ランナーの位置からのバックアップ体制の取り方などもあるでしょう。
詳しい人には吐いて捨てるくらいに言いたいことがあるのかもしれません。
しかし、投手と野手との運動量の違いは同じチームの中でこれだけ違うスポーツなど皆無と言えるのは間違いありません。
となれば、多くの試合からも誰もが見てわかる通り、投手がこければ皆こける状態から抜け出せはしないのです。
これだけ特定の選手に責任を負わせるのは、いかがなものだろうと言うのが、アンチ野球派の総合的な主張となっています。
プレイもほぼ全ては監督の指示任せとなります。
・野球で養えること
組織としての動きを忠実にこなせるタイプになれやすく出世しやすいと言えます。
サッカーの難点を突く
ファウル寸前の激しい身体へのチャージが多く、乱暴なスポーツの感が否めない。
選手がアップになる度に唾を吐くのも見ていていい気持ちになる人はあまりいないでしょう。
延々と見ていても得点が生まれるシーンは出てきません。
素人的にはやはり芸術的なゴールシーン意外の中盤の小競り合いなどは、何とも理解し難いものです。
サッカーの経験者ですら、退屈するような試合だって少なからずはあるのも否定出来ません。
・サッカーで養えること
ミスをしてもすぐに味方が取り返そうとしてくれますので、人との一体感が生まれやすいです。
その結果、あまりくよくよしないタイプの人間になれやすいです。
近くと遠くを同時に把握する習慣になりますので、あらゆる点に思いを馳せ気遣いの出来る人間にもなれやすいと言えます。
どちらかを子供にやらせるならどっちか
オヤジとしては、もしもするなら野球が安全でおすすめではあります。
でもフットサルが登場してからはオヤジでも取っ付きやすくはなっています。
子供を体力づくりにとやらせるなら、サッカーか野球かと言う現実的な問題が浮かび上がります。
・ケガはどっちもどっち
まず、親としてはケガが心配になりますので、断然サッカーは危ないかと思えばそうでもありません。
確かに足首の捻挫を中心に擦り傷などの小さなケガを頻繁にします。
しかし、野球は動作的にトレーニングの偏りが大きく成長期の身体のバランスを壊しやすくもあるのです。
その結果、じわじわと後遺症となる故障を引き起こしやすいとも言われてます。
最近では少年野球のトレーニングを制限させようとする動きもあるようです。
・オヤジが決め付けない
プロになるなら選手寿命や収入面でも野球でしょうが、そうではないでしょう。
サッカーで走らせれば、基礎体力も付けやすいですし、瞬間的判断の自主性も備わります。
また、オヤジの趣味も反映しやすいことではあります。
それを押し付けることなく、子供の希望との兼ね合いながらどちらもほどほどにしてもらいましょう。