「当たるんです」は実際にはどのくらい当たるのか?
- 2017/07/29
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毎回1億円が当たる!
わりとひっそりと始まっている重勝式投票券のようなものをご存知でしょうか?
その名も「当たるんです」だそうです。
この当たるんですは、オートレースを対象としたもので、後半4つのレースの1着が全部当たればビッグな金をもらえるという点では、従来の重勝式投票券と同様のものです。しかし、大きく異なるのが、毎回1億円の的中者が出ることです。※通常8車立てのところ、欠車が出た場合は金額が少なくなりますが、当たりが出ることに変わりはありません。
しかも、この当たるんですは、8車立て4レースですので当たりの組み合わせは4096通りしかありません。4096通りといえば、中央競馬のフルゲートにおける3連単4896通りよりも少ない数です。それで1億円って?
そうです、ギャンブラーであるオヤジにとってはおかしな数字です。4096分の1で1億円が必ず当たる仕組みとは、1口当たりの金額が莫大であることと、各組み合わせが1口しか発売されないことだったのです。つまり、4096通りを各1口で4096口が集まった時点で締め切りとなります。この方法なら、レースが成立すれば同着の場合を除いて確実に1口だけ的中が出ます。
当たり前ですが、この仕組みがある以上、自分で買い目を選択することはできません。レースも選べません。4096通りの中から1つずつランダムに割り当てられることになります。そして、4096通りが揃うまで対象レース(対象日)は決まりません。当日締め切り時刻時点で4096通りが締め切られていれば、いよいよお楽しみの始まりです。
ミニもあるでよ?
そして、1口の金額が3万5000円だから1億円を出せます。
3万5000円!
4096分の1で1億円が当たる!という部分だけが強調されて、騙された気分になるオヤジもいるようです。ただ、普通のロト車券のような値段でそれは無理というものです。結局のところ、ビンボーオヤジには縁のない車券ですね。しかし、諦めるのはまだ早いです。
この1億円があたる「当たるんです!」は、「ギガ」だそうです。他に、メガとミニもあるとのこと。
当たるんですメガは、1口3500円で1000万円を、ミニは1口500円で143万円を狙えます。3500円でも小遣い制のオヤジには厳しいですが、500円なら宝くじのようなものですね。
ミニの143万円ならナンバーズ4でストレートを当てるのに似ていますが、ナンバーズ4のストレート当選確率は1万分の1となっています。価格は200円ですから、500円換算なら2.5倍で4000分の1です。似たようなものとなりましたが、ナンバーズ4ストレートの理論値は90万円ですから当たるんですの方がお得感があります。
では、1000万円のメガはどうでしょうか?
数字選択式宝くじでは1等の理論値1000万円のミニロトが相当します。ミニロト1等の当選確率は16万9911分の1です。ミニロトは200円で買えますからメガの3500円なら17.5口分です。16万9911を17.5で割ると9709.2となります。ここで4096との大きな差が出ました。※あくまでも換算した場合の話です。
「当たるんです」は1口買うハードルは高いものの、結構お得感があることがわかりました。これからのオヤジは「当たるんです」で一攫千金を狙うのも良いでしょう。